YouTubeでは動画投稿者が動画内で利用できる音楽を提供しています。
この音楽の中には、Maroon 5、Ed Sheeran、Nicki Minaj、Taylor Swiftといった有名ミュージシャンの最新のヒット曲も含まれます。ただし、この手の有名ミュージシャンが提供している曲は、各著作者であるミュージシャン側が広告を掲載することで、YouTubeに動画を投稿する一般のユーザーが動画内で音楽を利用できるようにしているものです。
これによって、自分の楽曲に有名楽曲を掲載しても削除されるようなことはなくなります。
もちろん、動画を自分で収益化して利益を出そうとしている場合は、この手の楽曲は利用できません。
このミュージシャンが広告を表示することなく、動画投稿者が自由に広告を設定して収益化も問題ない楽曲も用意されています。
このオーディオライブラリーには3つのカテゴリで音楽が掲載されています。
日本語版と英語版の表示を確認すると下の図のようになります。
無料の音楽 (Free music)
広告をサポートする音楽 (Ad-supported music)
効果音 (Sound effects)
この「無料の音楽」は、動画投稿者が自由に利用可能な音楽で、広告を設定して収益化(マネタイゼーション)も可能な曲です。ただしクレジット表記が必要な場合もあります。
一方で、「広告をサポートする音楽」は、主に有名ミュージシャンの有名楽曲で、音楽の著者者が広告を掲載するが、YouTubeの動画に音楽を掲載してもいい曲になります。
収益化をする場合は「無料の音楽」、収益化をしなくてもいいが有名楽曲を使いたい場合は「広告をサポートする音楽」から音楽を選びましょう。
一方で、意味がよくわからない表現をしている部分もあります。
各動画の設定画面に音声の設定項目があります。
ここでは曲について次のように表示されています。
日本語「広告なしで収益受け取りの対象」
英語「Ad-free and eligible for monetization」
これはミュージックライブラリの、「無料の音楽 (Free music)」を別の表現で記載した物です。
つまり、自由に収益化も出来る曲がここに並んでいます。
「広告なしで収益受け取りの対象」は動画投稿者が自由に収益化出来る曲という事です。