テレビなどで4Kや8Kが注目されています。
この4Kとは4000を表す用語で、Kはキロで1,000を表します。
つまり4,000とか8,000とかのことですが、この4,000や8,000は解像度のことです。
解像度とは映像の細かさのことで、この数字が大きければ大きいほど画像がきれいになります。
2014年現在一般的なテレビのフルHDは、1つの画面を1,920×1,080の画像を合わせて構成されています。
つまり、2,073,600の点の集合で画面を構成しているわけです。
アナログテレビは720×480だったので、345,600の点で構成されていました。
この差は6倍となり、一気に画像が高画質化されていることを実感している方が多いと思います。
ちなみに、HDには1280×720でもHDという言い方をしていたので、本当のHDである1,920×720はフルHDと呼んでいます。
そのフルHDは横方向に1,920の点で構成されているので、約2,000となり2Kという言い方も出来ます。
これが倍になって約4,000の解像度となるのが4Kです。
正確には現在のテレビと同じ縦横比(アスペクト比と呼びます)の16:9の場合は、3,840×2,160が4Kの解像度となります。
これはフルHDの2倍の解像度で、構成する点の数は4倍になります。
映画と同じ21:9のアスペクト比の4Kの場合、4,096×2,160となります。
8Kの場合にはフルHDの4倍、8Kの2倍の7,680×4,320となります。
アナログテレビよりも解像度が細かくなったフルHDでは画面がきれいになったように、4KではフルHD以上に、8Kは4K以上の精細な画面になります。
海外では4Kや8Kの事をUltra HDやUHDと呼ぶこともあります。