Twitterの日本語投稿を見ると、「○○なう」という物をよく見かけます。
例えば、地名やお店の名称の後になうで
渋谷なう、マックなう、山手線なう
また、何らかの単語の後になうで
ランチなう、起きたなう、映画なう
など、「なう」という2文字のひらがなを使い、ユーザーがTwitterでメッセージ投稿しています。
この「なう」は英語のnowから来たもので、日本語では「何々をしています」というような意味になります。
「渋谷なう」なら、「今、渋谷」というような意味です。「起きたなう」なら「今起きました」というような意味になります。
英語で「今、何かをやっています」という表現で「now」を使いますが、このnowをひらがなの「なう」として使ったことがおもしろく、そこから広がったのではないかと思われます。
実際に、英語圏の投稿を見ても、日本語のような特殊な使用方法ではなく、nowは普通の文中に登場しています。この「なう」は日本語圏で普及した特殊な表現であると言えます。
当然、この「なう」を使うかどうかは個人の自由ですが、この表現をしていないからTwitterに慣れていないと思われるわけではありません。嫌悪感を抱いている方もいるようですし、使わなければいけないというわけではありません。
独特のネット文化の一つで、今しか流行らないネットスラングのジャーゴンなのかもしれませんが、楽しみながらこのようなサービスを活用するのが一番なのではないでしょうか。