Twitterは2018年2月22日、複数のアカウントから同じ内容を投稿する行為を禁止することを発表した。
Botなどによる複数の投稿を禁止する物で、投稿だけでなくRTや、Likeについても複数のアカウントでの設定を禁止にする。
ユーザーによる投稿だけでなく、Twitterのクライアントでも同様で2018年3月23日までにこの新しい基準へ対応する必要がある。
これは世論誘導するような行為を禁止する物で、選挙などにTwitterが悪用されることを防ぐ狙いがある。
近年、組織的にTwitterなどのSNSを使い、大量の投稿をすることで、世間に間違った印象を与える問題が発生しており、今回は同じ投稿を複数のアカウントにまたがってする事を明確に禁止する。
このような行為はシステム的に行われており、文言をある程度変えれば今後も複数のアカウントで同様の投稿は可能だが、SNSが悪用されることを防ぐ第一段階となりそうだ。
なお、自然災害などの緊急の場合に複数のアカウントへ同じ投稿をすることは禁止されない。
https://twitter.com/TwitterAPI/status/966367370708176897
Automation and the use of multiple accounts
この設定画面は、画面左上のアイコンをクリックすることで表示される
YouTubeの設定から行けます。
具体的なURLは https://www.youtube.com/account_sharing です。
このURLにTwitterへの連携画面が表示され、すでに連携している場合、どの項目を連携させるかの設定画面となっています。
2015年夏現在、YouTube上で以下のアップデートがあった場合、Twitterへ自動的に通知するように設定出来ます。
動画のアップロード
公開再生リストへの動画の追加
動画を高く評価するか再生リストを保存
Twitterのタイムラインなどをみていると、
#FF @username1 @username2
というようなTweetを時々見かけます。
これは「Follow Friday」を略した物で、自分がお勧めするユーザーを金曜日に紹介するというような物です。
この#FFでは、おすすめユーザー名を列挙する、1人など少ないユーザーをなぜおすすめなのかも含めてTweetするという2つのパターンがあります。
日本ではあまり使われていませんが、英語圏などではよく使われているハッシュタグなので、面白そうなユーザーを捜す際には便利に使えるでしょう。
Twitterが正式に日本語ハッシュタグに対応しました。
#日本語ハッシュタグ Twitterブログ
対応した物のいくつかの決まり事があるので、ここでその決まり事をまとめてみましょう。
英語は単語ごとにスペースなどで空白をつけますが、日本語の場合空白はありません。
しかし、ハッシュタグを使う際には空白を加える必要があります。
今日はいい天気#天気
とすると #天気 がハッシュタグとして認識されません。
今日はいい天気 #天気
のように空白を開ける必要があります。
空白(スペース)には全角と半角、#(シャープではなく日本語では井げた、ハッシュ、パウンド)も全角と半角がありますが、Twitterはどちらも同じと認識し正しくハッシュタグが使用できます。
例えば
今日はいい天気 #天気
今日はいい天気 #天気
は同じと認識されます。(前者が半角で、後者が全角)
また、句読点や長音も区切りと認識しますので、
今日の #野球、はいい試合だった。
は#野球というハッシュタグとして認識しますが、
今日の #サッカー、はいい試合だった。
は #サッカ というハッシュタグとして認識されます。
また、 #ピアノ♪ のような音符などの記号も認識しません。携帯電話などの絵文字も同様です。
Twitterに限らず、ネット上のサービスにはなりすましの危険性があります。
有名人の名前を勝手に使用し、ネットのサービスを使用しようするのがなりすましです。本人が実際にそのサービスを使っているかのように誤解され、それによって嘘の情報が広まってしまう可能性があります。
このなりすましの対象にならないのが、すでに本人が使用していて、多くのユーザーにそのアカウントが知られている場合です。
本物がいるのに、偽物が登場してもそれが偽物であることは明らかです。
しかし、本人が使用していない場合には、それが本人であるかそうでないかを調べるのは困難を極めます。
Twitterの場合、Verified Accountという制度があります。これは有名人などのアカウントをTwitterが本人認証したという意味のアカウントで、それが本人の物であること(少なくともTwitterがそれを確認した)がこのマークをみるだけでわかります。
日本人の場合、政治家の鳩山由紀夫などが認証されています。
このような認証アカウント以外で、なりすましであるかどうかを確認するのは難しいのが実情です。
本人の公式サイトから、Twitterなどで使用しているアカウントへリンクされていれば確実ですが、そうしてない方も多く確認は簡単ではありません。
今までインターネットを使っていなかった有名人が、流行のネットサービスをいきなり使い始めた場合、大抵はなりすましです。自分が確認できない情報については鵜呑みにしないのが得策でしょう。
なりすましをする方も悪いのですが、情報リテラシーの高い方はそのようななりすましに惑わされることはありません。
ネット上の情報が増えれば増えるほど、善し悪しを見抜く能力は特に重要になってくるのかもしれません。