Twitterは2006年に登場し、2007年から本格的に普及が始まりました。
Twitterのように、短い文章を投稿するサービスをマイクロブログ(Microblogging)やミニブログなどと言いますが、類似サービスも英語圏を中心に2007年頃からいくつも登場しました。
Twitterと同時期にサービスが開始されたTumblrは、Twitterとは異なるサービスで今も使われています。
しかし、Twitterの類似サービスとして2007年頃に登場した各サービスは2009年末時点で既に終了したか、ほとんど使われていないかのどちらかとなっています。
Twitterの場合、一気に人気となり、ユーザーが増えることでさらにユーザーを呼び込むという形になりました。一方、類似サービスはTwitterを上回る使い勝手や、機能を示せなかったなど様々な要因によりユーザーを集められませんでした。
日本でも2008年頃からTwitterの類似サービスが登場していますが、どれもTwitterを超す勢いにはなっていません。2009年末頃から、自社のSNSやブログと連携したTwitterの類似サービスがいくつか始まるようですが、これらもどの程度利用されるのか疑問です。
日本で始まるサービスのほとんどは、日本語を利用するユーザーにだけ目を向けた物で、海外展開を重視していないことが多く、どうしてもユーザー数も限られます。
マイクロブログに限らず、様々なWebサービスはユーザー数が多ければいいわけではありませんが、Twitterのようなサービスに関してはユーザーが多ければ多いほど楽しみが増します。
そのような中、Twitterのようなサービスを利用する方のほとんどがTwitterを利用しているという状況で、日本独自のTwitter類似サービスがどこまで活用されるのか楽しみなところです。