AmazonでCDや本を1円で売っても十分儲かる理由

Amazonのマーケットプレース(主に中古品が販売されている)で、定価500円とか1000円とかの商品を1円で売っている場合があります。
中古とは言え、1円で売っていたのでは、1万円稼ぐのに1万個販売する必要があり、その手間だけ考えても、赤字と思ってしまいますが、実は1円で売っても十分な利益がでる仕組みになっています。

Amazonは各商品ジャンル毎に送料を決めています。本なら250円、CDなら340円に決まっている。
これにより、合計して本なら251円、CDなら341円が収入となる。

大口の場合は月4,900円の固定料金か、小口の場合、成約1点に付き100円が基本成約料として必要。
さらに、販売手数料として15%が必要。さらに、カテゴリー成約料として書籍の場合は60円、CDの場合140円が必要となる。

これらの商品を安く配送する方法には日本郵便(旧郵政省)のゆうメール(旧冊子小包)などがある。150gまでは180円、250gまでは250円となっている。
つまり、CDを1円、送料340円で販売し、Amazonに0.15円の手数料、成約料140円支払い、送料が180円としても、20.85円の利益となる。
本の場合なら、1円、送料250円で販売し、Amazonに0.15円の手数料、成約料60円を支払い、送料が180円なら、10.85円の利益となる。

この10円や20円ほどの利益では1円と大差ないが、ゆうメールではなく、クロネコメール便を使えば、A4で厚さ1cmまでは80円、2cmまでは160円なので、20円から100円利益が増える。
本の場合、ハードカバーなどは厚みなどもあり送料がかさむがそのような商品は、1円で販売するようなことは業者が間違えない限りなく、少なくとも数十円からの設定となる。

つまり、1円で販売していても送付方法を工夫すれば最大100円の利益となる。

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