日曜日, 12月 3, 2023
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タッチタイプの上達方法

タッチタイプで入力するには、キーボードの配置を覚える必要があります。 その配置を覚えるためには、どの方式で入力するかが問題です。 平均的な日本人は、何らかの形でアルファベットを入力することが必ずあると思います。 英文を書くまでは行かなくても、例えばWindowsだとかMacだとか、もっと単純な例で言えば血液型のA,B,O,AB型など、日本人でも必ず英文を入力すると思いますので、英語の配列を覚えるのは必須でしょう。 日本語の入力方法は、大きく分けて3つの方式があります。 日本のパソコンに搭載されているキーボードは、ほぼ確実にかな入力用のプリントがありますが、このかな入力と、富士通のワープロ・オアシスに搭載されていた親指シフト、ローマ字入力の3つです。 親指シフトはNICOLAなどとも呼ばれていますが、日本語だけを入力する場合、一番速い配列などと言われています。今でも愛用者用に専用キーボードなどが販売されていますし、フリーソフトなどで通常のキーボードで親指シフトを使うことも出来ます。 ローマ字入力は現在一番使われている方法ですが、小学生などアルファベットを知らない方が入力する際はアルファベットから学習しなければならないという欠点もありますし、タッチする回数が多くなると言う点も欠点でしょう。 かな入力、親指シフトの欠点としては、日本語入力のためだけに配列を覚えなければならないというのがあります。 日本人なら一部の記号などを除いて、日本語で入力するので、これを覚える事は将来的に無駄にはならないでしょうが、タッチタイプ練習の段階で、日本語の配列を覚えなければならないのは負担ともなります。 ローマ字入力の場合、アルファベットの配列さえ覚えれば、アルファベットの入力に加えて、ローマ字で日本語も入力できます。覚えるのは26個です。 一方かな入力、親指シフトとも、50音を覚えなければならないので、2倍になりますが、アルファベットもタッチタイプ出来なければ意味がありませんので、76となり、覚える量はローマ字の3倍となります。 将来、高速にキーボードで入力しなければならない仕事に就くのでなければ、初めはアルファベットの配列を覚えてローマ字入力でのタッチタイプをマスターし、それでも速度が遅いと思うなら親指シフトでのタッチタイプを練習するのが良いのではないでしょうか? 小学生などの場合、将来を考えて、キーボードを使う前にアルファベットを学習し、その上でローマ字入力が出来るようになるのが理想ではないでしょうか? タッチタイプ上達のためにその2 まずは、アルファベットの配列を覚えローマ字入力で練習
キーボードを見ないでタイプすることをタッチタイプ、タッチタイピングなどといいます。英語ではTouch typingです。 ブラインドタッチと呼ばれていた時期が長く、今でもブラインドタッチと呼ぶ方も多くいますが、ブラインドタッチ(blind touch)は和製英語で、日本では通じても英語圏では通じないので注意してください。 キーボードを見ないで入力出来ない人も多くいますが、ある程度キーボード入力に慣れてくると、感覚的にどのキーがどこにあるのかわかるようになり、キーボードを見るのは単なる癖のようになってしまう方も多くいるようです。 最終的には、キーボードの位置を覚え、感覚的に使えるようになるのが理想です。 キーボードの位置を覚えるのは短時間で出来ても、感覚的に使えるようになるまでは慣れが必要で、少なくとも数週間、キーボードを使う頻度によっては数年かかっても慣れない場合もあるかもしれません。 しかし、どなたでもしっかりと訓練すればタッチタイプは出来るようになります。 タッチタイプが出来るようになれば、入力速度が速くなるかどうかは人によります。 また、ミスタッチ(違うキーを押してしまう)が減るかどうかも人によりますが、ある程度慣れれば増える事もないでしょう。 タッチタイプに過剰な期待をせず、気長に訓練するのが一番ですが、キーボードを見て入力する癖が付いてしまうと、なかなかそれを修正するのは難しくなるので、キーボードを見ないようにするのが一番の訓練でもあります。 タッチタイプ上達のためにその1 キーボードを見ないようにする。