プログラミングの基礎を覚えた後の次のステップ

プログラミングの基礎を覚えた後は、自分がやりたい方向に進みましょう。

本格的にプログラミングを仕事にしたいなら、他の言語を含めてさらに学習してきましょう。プログラミング自体は仕事にしないが、仕事や私生活に生かしたい場合は、自分がやりたい事を実現できるプログラミング言語を学びましょう。

本格的にプログラミングを仕事にしたい場合、コンピュータの基礎を含めてプログラミングを深く知っておくことは様々な面で有利です。
プログラミングを仕事にしている方の中には、コンピュータの基礎が曖昧な状態でなんとなくプログラミングを仕事にして、なんとなくやっている方も多いようです。これは、車の基礎を知らないのに、車の関係の仕事をしているような状態と同じです。例えば、車関係の仕事をアルバイトでやれば、なんとなくタイヤ交換できるし、オイルのチェックも出来るし、窓掃除も出来ますが、車がなぜ動くのかなど基本的な事を理解していないような方も多いでしょう。
それでも仕事は出来ますが、それ以上の成長は見込めません。

プログラミングを仕事にするなら基礎からしっかり学ぼう

大学のコンピュータ関連学科ではコンピュータサイエンスの授業で、コンピュータの動作原理のような基本から学びます。
Web関連の仕事の場合、JavaScript、PHPなどをより深く学習するのは必要ですが、サーバー側がどう動いているのかや、ネットワークに関する基礎知識など含めて深い知識も必要です。
機械を動かすためには、コンピュータ自体の深い知識が必要ですが、それを操作するためのユーザーインターフェースなども重要になってきます。

プログラミング自体を仕事にしない場合

趣味で基礎を学んでも問題ないですが、自分がやりたい事を実現するために必要な知識をその都度学んでいけば良いでしょう。
特定のプログラミング言語を深く学習するのも、コンピュータの基礎を学ぶのも良いですが、やりたい事だけをその都度学んでいくような方法でもなんとかなります。

仕事でプログラミングを生かしたい場合は、その都度対応するよりも、ある程度基本を学んだ上で、そのプログラミング言語で出来る事を定期的にアップデートしましょう。
プログラミング言語自体は定期的にアップデートされ、それで出来る事の周辺環境も常に進化しています。
今までやっていたことがより簡単にできるようになっていたり、より高度なことが簡単にできるようになっていることがよくあります。

毎日チェックする必要は無いですが、月に一度くらいは最近の状況をチェックしておきましょう。

プログラミングを深く学ぶと行き着く先

プログラミングを学習する際に、その都度対応する場合、基本から学ぶ場合にも行き着くのがコンピュータの基本的な部分のプログラミングが出来るシステムプログラミング言語と言われるプログラミング言語です。
OSなども作れるのがシステムプログラミング言語で、C言語、Rustながありますが、さらに深く、アセンブラなども必要になる場合があります。

アセンブラとは、コンピュータの基本となるCPUに直接命令を出来る物で、最も基本的なプログラミング言語と言えます。
CPUへの命令を直接できることもあり、アセンブラは現代のコンピュータでは学習のハードルが非常に高いため、今使っているコンピュータ自体のアセンブラを学ぶのは困難です。

そのため、学習環境がそろっている、現在のコンピュータの基本となっているCPUのアセンブラから学ぶと理解しやすいです。
例えば現在はパソコンで標準的に使われている、64ビットCPUのインテルのCoreの元となっている、8ビットの8086用のアセンブラを学べば現在のCPUでも生かすことが出来ます。

ここまで学習して理解すれば、コンピュータはなぜ動くのかがおぼろげながらわかるようになるのではないでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました