初めて学ぶべきプログラミング言語は何?

プログラミング言語を学習する際、どの言語を学習するかは重要です。
始めに学習した言語が学習者にとって難解でつまらない物なら、ほとんど学習しない段階で投げ出してしまうでしょう。何らかのプログラミング言語でプログラミングとは何かの基礎を学んだ上で、自分に必要なプログラミング言語を学習するという流れが最適です。

初心者向けプログラミング言語

始めに学ぶべきプログラミング言語は、対象者、スキルレベルなどによって異なります。
例えば、コンピュータのことをよく知っていて、コンピュータをしっかり制御したい場合などにはC言語が適しているかも知れませんし、Webデザイナー等で、サイトの改善のためにプログラミングが必要になった場合はJavaScriptかもしれないし、PHPかもしれません。
コンピュータの操作もよくわからず、インストールなども難しい場合はScratchかもしれないです。

パソコンに関する操作が一通り問題なくでき、その言語をある程度覚えるだけで様々な事にも活用出来るプログラミング言語はPythonです。Pythonなら学習用にも、基本的な学習後の活用にもそのまま利用出来ます。

パソコンの操作がよくわからないし、何かのインストールや設定もよくわからないような場合には、JavaScript及びHTML、CSSが適しています。
インストールなどは不要で、ファイルに文字を入力し、保存するスキルさえあれば、自分で何かを書いた結果がEdge、Safari、ChromeなどのWebブラウザに直接表示されるため、パソコンの操作に不慣れた人にでもプログラミングの基礎を学習できます。
JavaScriptやHTMLなどは現在のインターネットの基礎になっており、これを覚えておけば今後様々な事に活用することも可能です。

パソコンの操作自体がよくわからないし、キーボード操作もおぼつかないような場合に適しているのはScratchです。
Scratchはインストールなど不要で、Webブラウザでマウスからドラッグアンドドロップさえ出来ればある程度のことは可能になります。

ここで説明した中でScratchだけは学習に特化しているので、Scratchだけで様々な事に活用することは難しいですが、ここでプログラミングの基礎を学んだ後に、PythonやJavaScriptに進んでいくのが良いでしょう。

従来、表計算ソフトのExcelなどで高度なことをやる際にマクロで利用していたのはVBA(Visual Basic for Applications)でした。VBAでも様々な事が出来ましたが、Microsoftの環境でしか使えませんでした。
ExcelでもJavaScriptを使ってマクロを実行できるようになったため、より一般的なプログラミング言語で活用出来るようになっています。同じようにGoogleドキュメントでもJavaScriptは利用出来るなど、様々なソフトでJavaScriptに対応しています。
何らかのアプリケーションソフトを使うのでなく、アプリケーションソフトを活用する際にJavaScriptの知識があれば様々な事が出来るようになります。

そのため、JavaScriptはある程度コンピュータを高度に使いたい方向けの基礎知識になりつつあります。

一方でPythonですが、自分でプログラミングする際にも比較的難易度が低く使いやすいという特徴がありますが、共通で使えるライブラリが充実しているという特徴があります。
例えば機械学習のような高度なことも、難しいプログラミングが最小限でかなり高度なことが出来るようになっています。

パソコンを使わないプログラミング学習が出来る事もあります。
一番簡単なのはNintendo Switchのはじめてのゲームプログラミングです。Scratchのように手軽にプログラミングのような事が可能です。

初めて学ぶべきプログラミング言語


小学生、パソコンの操作もよくわからないような人向けにはScratchが向いています。

ある程度パソコンは使えるが、まだよくわからない手軽に本格的なプログラミングをやってみたい場合はJavaScriptが向いています。

パソコンは普通に使えるし、細かな設定が必要でもなんとかなる方、本格的に活用してみたい場合にはPythonが良いでしょう。このパターンの場合は、ついでにJavaScriptも覚えておいて損はありません。

これでプログラミングの基礎を覚えたうえで、次のステップに進みましょう。
Scratchの場合の次のステップはJavaScriptが良いでしょう。

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