タッチタイプ(ブラインドタッチ)の基本 どの方式で入力するか

タッチタイプで入力するには、キーボードの配置を覚える必要があります。
その配置を覚えるためには、どの方式で入力するかが問題です。

平均的な日本人は、何らかの形でアルファベットを入力することが必ずあると思います。
英文を書くまでは行かなくても、例えばWindowsだとかMacだとか、もっと単純な例で言えば血液型のA,B,O,AB型など、日本人でも必ず英文を入力すると思いますので、英語の配列を覚えるのは必須でしょう。

日本語の入力方法は、大きく分けて3つの方式があります。
日本のパソコンに搭載されているキーボードは、ほぼ確実にかな入力用のプリントがありますが、このかな入力と、富士通のワープロ・オアシスに搭載されていた親指シフト、ローマ字入力の3つです。

親指シフトはNICOLAなどとも呼ばれていますが、日本語だけを入力する場合、一番速い配列などと言われています。今でも愛用者用に専用キーボードなどが販売されていますし、フリーソフトなどで通常のキーボードで親指シフトを使うことも出来ます。

ローマ字入力は現在一番使われている方法ですが、小学生などアルファベットを知らない方が入力する際はアルファベットから学習しなければならないという欠点もありますし、タッチする回数が多くなると言う点も欠点でしょう。
かな入力、親指シフトの欠点としては、日本語入力のためだけに配列を覚えなければならないというのがあります。

日本人なら一部の記号などを除いて、日本語で入力するので、これを覚える事は将来的に無駄にはならないでしょうが、タッチタイプ練習の段階で、日本語の配列を覚えなければならないのは負担ともなります。
ローマ字入力の場合、アルファベットの配列さえ覚えれば、アルファベットの入力に加えて、ローマ字で日本語も入力できます。覚えるのは26個です。
一方かな入力、親指シフトとも、50音を覚えなければならないので、2倍になりますが、アルファベットもタッチタイプ出来なければ意味がありませんので、76となり、覚える量はローマ字の3倍となります。

将来、高速にキーボードで入力しなければならない仕事に就くのでなければ、初めはアルファベットの配列を覚えてローマ字入力でのタッチタイプをマスターし、それでも速度が遅いと思うなら親指シフトでのタッチタイプを練習するのが良いのではないでしょうか?

小学生などの場合、将来を考えて、キーボードを使う前にアルファベットを学習し、その上でローマ字入力が出来るようになるのが理想ではないでしょうか?

タッチタイプ上達のためにその2
まずは、アルファベットの配列を覚えローマ字入力で練習

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