アップルのiPhoneは1年に一度9月から10月くらいに新機種が発売されます。
新機種では、ハードウェアの機能が向上しますが、OSなどのソフトウェア面でも改良されます。
ハードウェアとソフトウェアを同時に改良し、使い勝手の良い製品を発売できるのがアップルの強みです。
最新のOSは最新のハードウェアで使うのが理想ですが、古いハードウェアにも対応します。一般的に古いハードウェアは3世代前まで対応します。
2014年9月に発売されるiPhone 6に合わせて提供される最新のソフトウェアはiOS 8という物です。
このiOS 8は2011年に発売されたiPhone 4Sから利用できます。
iOS 8が使えるのは2011年に発売されたiPhone 4S、2012年に発売されたiPhone 5、2013年に発売されたiPhone 5sと5sです。
それなら、iPhone 4SやiPhone 5なら問題ないと思う方もいるかもしれませんが、おそらく1年後に登場する新しいiPhoneで採用される最新のiOSはiPhone 5までしか対応しないでしょう。
つまり、最新のOSが使えるのは3年前の機種までと言うことになります。
古いOSのまま使う事も出来ますが、各種アプリが次第に対応しなくなります。つまり、利用できるアプリが年々減っていきます。
また、古いiPhoneを使う方は、比較的初心者が多く、使い方を一から聞くことになると思われますが、古い機種で性能が低いために来るトラブルを解決する手段がわかる方は年々減っていくでしょう。
トラブルを解決する手段を知っている方は最新機種を使う傾向にあり、古い機種でそのトラブルに遭わなくなるので、対処するにもわざわざそのトラブルの状況を確認しなければならなくなります。
解決する手段は、アプリが対応しなくなったからという、ユーザーとしては何とも出来なくなる可能性も日に日に高くなっていきます。
毎年買うわけでは無い人ほど、その時出ている最新の機種を買うようにして、無駄なトラブルを避けるようにしましょう。
iPhoneに限らず、Androidも含めたスマートフォンは進化が激しいため、2年から3年に一度は買い換えるのがお勧めです。