音楽系クラウドストレージサービス

一般的にパソコンやスマートフォンで容量をたくさん使うのはデジカメの画像や動画、音楽です。
音楽ファイルは一般的にパソコンでCDからリッピングした物や、配信サービスから購入した物をダウンロードして自分の端末から聞くことになります。

この自分が所有している音楽を、クラウド上に預けて、パソコンで聞くときは自分のパソコンから、スマートフォンで聞くときはクラウドサービス経由でというような使い分けが出来るのが、音楽系のクラウドストレージサービスです。

最近は配信サービスから音楽を購入するのが一般化しているので、わざわざデータをダウンロードする必要も無くなっている音楽の新しい形のサービスと言えるでしょう。

日本では権利の関係で2013年現在サービスがほとんど始まっていませんし、無理矢理使おうとしても日本地域からは各サービスにアクセスすることも出来ないことがほとんどです。

一般的なクラウドストレージサービスでも音楽を預けて、各サービス用のアプリなどを使えば音楽の再生などを楽しむことが出来ますが、音楽に特化したサービスの方がアプリなどの使い勝手は上です。
また、料金も音楽に特化していることもあり、一般的なサービスよりも格安となっています。

主なサービス

iTunesMatch

iTunes Match
年間$24.99 (約2,500円)

パソコンなどで使用しているiTunesのライブラリの内容をチェックして、iTunes Music Storeにあるファイルはそのまま、無い音楽はアップロードして自分が持つ全てのライブラリをクラウド上に再現できます。

クラウド上にあってもiPhoneやiPadなどで標準に搭載されている音楽アプリから、クラウドやiPhoneに転送したかどうかなどを意識することなく利用できます。容量なども無制限です。

多くの音楽を持っているが、iPhoneに入りきらないけど、いつでも自分のライブラリの中から好きな音楽を聴きたいiPhoneやiPadユーザーに最適なサービスです。

Google Play

無料で2万曲までアップロードできるGoogleの音楽用ストレージサービスです。
iTunesのフォルダや別途管理している音楽フォルダーなどを指定して音楽ファイルをアップロードすることが出来ます。
月額$9.99 (約1,000円)の有料サービスもありこちらはアップロード数の制限がなくなり、ストリーミングにより自分が持っていない音楽なども聴けるようなサービスもなっています。

Androidだけでなく、iOS用のAppも2013年秋に提供され、AndroidやiOSでサービスを利用できます。

AmaconCloudPlayer

Amazon Cloud Player

Amazonで購入したMP3ファイルの制限はありませんが、それ以外は無料で250曲までアップロードできます。
最大25万曲までアップロードできるCloud Player Premiumというサービスもあります。料金は年間$24.99 (約2,500円)

Amazonで購入したMP3はそのまま利用できます。
今回紹介している中で唯一日本でもサービスが行われていますが、Amazonで購入したMP3音楽だけが聴けるサービスになっています。

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