7.5 Mango搭載のWindows Phone IS12T by TOSHIBAを買うべきではない理由

世界初となるWindows Phone 7.5を搭載したWindows Phone IS12T by TOSHIBAが2011年8月25日に発売となる。
auと契約し使用する事になるが、このスマートフォンは買いなのだろうか?

試作機を短時間ながら使ってみた限り、製品自体は無難なデザイン、機能で癖も無く、防水などの基本的な付加機能も搭載し問題なく使えるだろう。
Windows Phone 7.5の完成度もそれなりに高く、使い勝手は悪くはない。
個人的にはハードウェア面で、カメラ機能を高くしすぎているために、レンズなどが出っ張っているのが気になる。

このカメラ機能と、フロントカメラが無いという点さえ納得できるのならWindows Phone 7.5搭載のスマートフォンとして購入するなら悪くはないと思われる。
そもそも、他機種の予定が当分無いので、国内におけるWindows Phone 7.5端末はこれ以外に選択肢が無いが・・・

iPhoneや他のAndoridスマートフォンなど他のプラットフォームと比較した場合、Windows Phone 7.5を選ぶ利点は現時点で全くない。
Windows Phoneの開発者などで実機を必要としているなら購入するしか無いが、それ以外の一般ユーザーの場合、現時点で選ぶ意味は無い。
もちろん、コレクションやどうしてもWindows Phoneが必要な理由が別途あるなら買っても公開しないだろうが、各種あるスマートフォンの中でWindows Phone 7.5を購入する価値は現時点で皆無。

スマートフォンの価値は、ハードウェアの性能や、OSの機能ではなく、各種あるアプリによって決まってくるが、Windows Phoneはある程度アプリもそろいつつある物の、まだまだiPhoneのiOSやAndroidには比較になっていない。
今後、Windows Phone 7.5などの端末が多数登場し、アプリがそろってくるのならそのときは自信を持って購入しても問題ないと言えるが、現時点ではまだまだだ。

というわけで、どうしても買う必要がないのなら、一般ユーザーはWindows Phone IS12T by TOSHIBAは買うべきではない。

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