ニンテンドーDSシリーズは世界中で大ヒットしています。2008年にマイナーチェンジしたニンテンドーDSiはオンラインでミニゲームなどを購入できるようになっています。
任天堂の据え置きゲーム機Wiiはオンラインでミニゲームに加えて、古いゲーム機用のソフトを購入して遊べるバーチャルコンソール機能が付いています。
このバーチャルコンソール機能をニンテンドーDSiに追加して欲しい方も多いようですがそもそも可能でしょうか?
とりあえず解像度を見てみましょう。
ニンテンドーDS 256×192
主要ゲーム機
ファミリーコンピュータ 256×224
スーパーファミコン 256×224 – 512×478
NINTENDO 64 256×224 – 640×480
セガ・マスターシステム 256×192
メガドライブ 256×224 -256×448
セガサターン 320×224 – 704×480
PCエンジン 336×224 – 512×224
こうしてみると、マスターシステムの解像度はニンテンドーDSと同じなので問題ありませんが、それ以外のゲーム機は解像度が足りません。
足りなくても画面に表示する際、うまく処理すれば問題ありませんが、高解像度から低解像度にした場合の処理は視認性の問題がつきまといます。
携帯ゲーム機の解像度を見ると
主要携帯ゲーム機
ゲームボーイ 160×144
ゲームボーイアドバンス 240×160
ゲームギア160×144
Atari Lynx 160×102
PCエンジンGT 400×270
となっており、PCエンジンGTを除いき、ニンテンドーDSで問題なく表示できます。
現行のハードウェアをそのまま使った場合、マスターシステムのソフトと、ほとんどの携帯ゲーム機をDSiでバーチャルコンソール化しても問題ありません。
据え置き型ゲーム機用ソフトをDSシリーズで問題なく実行させるためには、画面解像度を変更した方が無難かもしれません。
その場合、DSの新型になるでしょうが、据え置きゲーム機に合わせた解像度にすると動画コンテンツなども綺麗に表示できるようになります。
現実的なのは携帯ゲーム用のバーチャルコンソール機能をDSiに搭載することですが、本格的に対応するのは次世代機になってからでしょう。
何年後になるのかわかりませんが、2010年初頭にはネット接続環境、ハードウェアスペックかなり向上しているはずで、どんな製品になるのか楽しみです。