スマートフォンなどを外出先で充電する際に便利なのがモバイルバッテリーです。
電源が無いところでもいつでも充電できるので、一日外出している際などには、スマートフォンの電池容量を気にせず使えるようになります。
モバイルバッテリー選びのポイント
モバイルバッテリーを選ぶ際に特に重要なのが、電池の容量と、対応している端子、メーカーの信頼度です。
メーカーの信頼度
メーカーの信頼度は、その製造・販売元が信頼できる会社かという意味です。モバイルバッテリーは一般的にリチウムイオン電池というしっかりした取り扱いが必要な部品で、その製品品質、何かあったときの対応などがしっかりしている会社の物を選びましょう。
例えばAnkerはAmazonなどの通販でも買えますし、日本では一部コンビニなどでも扱っている信頼度の高い会社です。一般的には、大手量販店で扱っている物は信頼度が高い物が多く、量販店自体も何か合ったときの対応はしてもらえるので安心です。
よくわからない場合は、通販でよくわからないメーカーのやすい物を選ばずに、大手量販店で選んだ方が良いでしょう。
バッテリー容量
モバイルバッテリー選びでは、そのモバイルバッテリー自体の容量を確認しましょう。
容量が少なすぎると、1回分の充電も出来ない場合もあります。容量が必要以上に大きすぎる場合は、使わないのに重すぎるとかになってしまいます。
自分が必要な容量があるモバイルバッテリーを選びましょう。
一般的に5000mAh、10000mAhなどの表示になっています。
容量が大きいほど、何度も充電が可能です。
対応端子
モバイルバッテリーが対応している端子によって、使用するケーブルも変わってきます。
通常USB Type-AかUSB Type-C端子に対応しています。Type-Aは長方形の端子で、Type-Cは2023年からのiPhone含めた一般的なスマートフォンと同じ端子形状です。
2024年現在、USB Type-Cに対応した端子を搭載した製品を選んだ方が良いでしょう。
バッテリー容量の選び方
モバイルバッテリーの容量は、どのくらいスマートフォンを使っているかなどによります。
一日外出して、夕方くらいにスマートフォンの電池容量が心細くなっているような場合の予備用に選ぶ場合は5000mAh位の容量のバッテリーで十分です。
5000mAhの容量は、スマートフォン1回分の充電には足りません。
あくまでも、何かあったときの予備用のような容量です。
スマートフォンをよく利用して、午後にはスマートフォンの電池容量が心細くなっているような場合は、10000mAh程度の容量があると安心できます。
例えば、午後1回満充電して、夜に容量が心細くなったら再度充電できるような感じです。
20000mAhなどの容量は、複数台のスマートフォンを使っているとか、ゲームで一日中使っているような場合に必要になる容量です。
一般的なスマートフォンの使い方なら10000mAhあれば十分です。
バッテリー容量のまとめ
5000mAh あまりスマートフォンを使わないが、バッテリー容量が心細くなるのは不安な場合
10000mAh 一般的なスマートフォンの使い方の場合
20000mAh 複数台のスマートフォンを使っているような場合
バッテリーの入力・出力容量
バッテリー自体の入力・出力容量はそれぞれ異なります。一般的にはUSB PowerDelivery(USB PD)という規格に対応しており、5V 3Aなどの入出力に対応している製品が多いです。これに加えて9V 3A、15V 3Aなどに対応していると、高速な充電が出来ます。
一般的に高速な充電が出来る製品の方が高価で、バッテリー自体の充電時間、スマートフォンへの充電時間も短くなります。
スマートフォン自体は、高速充電に対応していない機種もあるので、どちらかというとバッテリー自体の充電時間を気にする場合に重要になります。
スマートフォンだけで無くタブレットなどを充電する際などには、より高速な充電が出来る物の方がいいです。