絵の下手な人の特徴 一発で描こうとする

絵をほとんど描いたことがない人が何かを描こうとすると確実に変な絵になってしまいます。

例えば真円を描こうと思ってもフリーハンドで真円を描くのは困難です。真円だけでなく、直線すらもまともに描けません。

素人が真円や直線をフリーハンドで描こうとした例

相当練習したり、絵の才能のある人は一発で真円も直線も描けるそうです。
素人から初めた場合でも、何年も練習していればそのうち描けるようになるかも知れません。絵を職業にするのならともかく、ちょっと楽しみたいだけなのに、そんなプロ向けのアドバイスを聞いて真面目に練習を続けていてはすぐに飽きてしまうでしょう。

真円や直線を書くだけが目的なら様々なツールを駆使すれば描けます。フリーハンドで描けるようになることが上達の近道なことは誰でも頭の中では理解出来ますが、実際にそこまで行くのは長い道のりです。
しかし、一発で描こう思わなければ、素人レベルでもすぐにそれっぽく書けるようになります。

多少うまく書きたいなら一発で書こうと思わないようにする

基本的に一発で書こうとしなければ誰でもそれっぽくは描けます。
素人がうまくかけないのは当たり前で、一発で描くことにこだわらなければ、だれでもすぐにそれっぽく描けるようになります。

絵のうまい人が下書きも何もなしで絵を描く映像がありますが、あれは才能と努力の果てにたどり着いた人の映像で、素人がそのまま真似ようとしてもできません。

まずは直線でも真円でも少しずつ描いてみましょう。

素人が一発で描かずに少しずつ描いた例

コツとしては、多少変だなと思ったら、修正しながら描いていくことで、あまりにも外れている線があれば消せば良いし、試行錯誤しながら描いていけば、そのうち思った物が自然に描けるようになります。

線がぼけてしまっても少しずつ修正しながら描いていけば、一発で描くよりは素人でもまともな真円や直線が描けるようになるでしょう。
こんな描き方でも、絵を描き続けていけば、少ない量で決まった場所に線をかけるようになり、絵の上達につながりますし、自分でどのあたりが不自然なのかに気づけるようにもなっていきます。

単純に一発で線を描くことを目標にするのではなく、最終的に目的の線が描ければ良いと割り切りましょう。
何度も線を描いて、消してを繰り返しをしても何の問題もありません。一発で書くことを目標にしなければ、目的の線が最終的に書けてればよいので、その過程はどうでもいいのです。割り切って書けば気軽に練習が出来ますし、普段自分が好きな絵を試行錯誤しながら描いているだけで、結果的に真円や直線が多少ましに描けることにつながります。

プロを含めてどのような方でも絵を描く際は下書きなどを元に本番の絵を描いていきます。
一発で決まった線を素人が描くのは困難ですので、少しずつ線を書いて絵として仕上け、多少はましな絵を描ければ良いと割り切って絵を楽しみましょう。

ポイント

絵はちょっとずつ描く

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