モダンPC(Modern PC)という用語が2016年頃から登場しています。
日本で初めにこの用語が公に出たのは、マイクロソフトがヨドバシカメラマルチメディアAkibaでWindowsコーナーを開設した時です。
ここで2012年頃までの普通のパソコン(モダンPC)を使っているユーザーに、最新のパソコンの機能を訴求したいということを訴えました。
2016年現在、今までなかった機能を持つパソコンが続々と登場しています。これが登場するきっかけの1つがUltrabookでしょう。
インテルがUltrabookを提唱したのは2011年のことでした。Ultrabookは薄型軽量のノートパソコンのことと言ってもいいでしょう。
Ultrabookに準拠するような製品は以前からありましたが、価格が高いとか特定メーカーしか設計製造できなかったというような問題がありました。
これをより手ごろな価格で入手できるようにする動き自体がUltrabookだったとも言えます。Ultrabookの最終目標はUltrabookの様な製品の普及でした。その結果、Ultrabookを超えるWindowsタブレット、例えばMicrosoftのSurfaceのような製品が徐々に普及しています。
実際にSurfaceや、同等の機能を持つ製品は各社から登場しています。
さらに、ペン入力や、顔認証といった新しい生体認証の仕組み、クラウドを活用した新しい使い方も広がっています。
各種サービスを活用しつつ、新しい使い方が出来るのが最新の製品です。しかし、昔ながらのパソコンを使い続ける方も多いです。
古い製品を使い続けているだけならともかく、新しいパソコンを選ぶ際も従来同様の機能しか使わない場合も多いようです。
今後、新しい機能を持たない昔ながらのパソコンを「モダンPC」と定義していくようにするようです。
モダンPCと新しいPCとの機能、ユーセージモデルの差で、利便性、生産性がどう向上していくのかを訴求するために、古い昔ながらのパソコンを「モダンPC」としていくようです。