government-backed attackersという新手のハッカー(クラッカー)集団が存在しています。
日本語では「政府支援攻撃」などとしているようですが、2016年3月現在統一された用語はないようです。
要するにどこかの政府が組織ぐるみで、他国の情報を得ようとする集団です。言って見ればサイバー戦争における情報戦をやっているようなものです。
例えば2014年11月の映画に関連したソニーへの攻撃は北朝鮮政府支援による攻撃と言われています。
このような攻撃の場合、一般のハッカーよりも組織だってあらゆる攻撃をしてくるので、それに気づかなかった場合の被害はより大きいものとなります。
攻撃内容は多岐にわたりパスワードを盗む、サイトを乗っ取る等、インターネット上で出来ることはほぼ全て出来ると思ったほうがいいでしょう。
各サイトはこのような組織だった攻撃をある程度検知できるようになっており、もしも攻撃を受けている場合にはその旨の警告を表示するようになっているようです。
この表示を自分のアカウントで見た場合は早急にセキュリティ対策を強化するようにしましょう。