日本では2014年現在も、オリコンによるCD等の物理的音楽ソフトセールスのみの音楽チャートが最も利用されています。
日本では音楽CDがいまだにセールス数が多い物の、CDに付属された付録目的に購入している方も多いようです。
このため、CDのセールス数がその曲が人気につながっているわけではありません。
海外ではデジタル配信による販売が普及しており、また、ラジオのオンエア数、YouTube、サブスクリプション型のサービスなど複数の指標で音楽チャートを作る事が一般化しています。
日本でも同じように複数の指標を元に音楽チャートを作る動きがあります。
アメリカのビルボード社と提携した阪神コンテンツリンクのビルボード・ジャパンは、様々な指標を元に日本の音楽チャートを提供しています。
2008年に
音楽ソフトの販売数と、ラジオのオンエア回数
2010年12月に
ネット販売サイトの販売数、iTunesの配信回数
2013年に
楽曲ツイート回数と、楽曲データベースの盤情報の提供回数
という5つの指標を合算したチャートで日本の音楽の人気を示したチャートになっています。