従来のWindowsなどに対して、Chrome OSというデスクトップOSの人気が高まっています。
このChrome OSとは、Googleが開発しているOSでWebブラウザのChromeとは異なります。
WebブラウザのChromeはWindowsやMac、Androidの上で動作するWebブラウザですが、Chrome OSはそのもの自体がOSになっており、WebブラウザのChromeを使うようにしてパソコンなどを使えるOSとなります。
このChrome OSを採用したパソコンをノートパソコンならChromebookと呼んでいます。
Chromebookは見た目は一般的なWindowsパソコンと同じですが、動作しているのがChrome OSなので、Windowsのソフトは動作しません。
しかし、WebブラウザのCheome上では様々なアプリケーションが動作するのと同様に、Chomebookでも様々なアプリケーションソフトが動作します。
OfficeソフトのGoogle Docs、その他アプリ、ゲームなど多種多様なソフトがそろっています。
Chromebookが発売されているのはアメリカなどの欧米や一部のアジアで、日本では2014年前半現在発売されていません。
しかし、東芝など日本のメーカーもChromebookを海外で発売しており、値段の安さもあり人気となっています。
アメリカでは一般的なWindowsパソコンが5万円前後で販売されていますが、Chromebookは安い物では2万円、一般的には3万円程度で販売されています。
日本以外の国では、パソコンなど情報家電全般は安い製品が売れ筋となっており、より安いChromebookに注目が集まっているわけです。
特に市場開拓が進んでいるのが教育市場で、多くの生徒に配布しなければならないことで、コスト面が非常に重要視されますが、価格が安いことなどで、注目が集まっています。
もちろん、一般的なパソコンの使用には何の問題も無く、Chrome OS上で動くアプリケーション次第ですが、パソコンで出来るほとんどのことには対応できます。