マイクロソフトのタブレット端末Surface(サーフェス)が2013年3月15日に日本で発売されます。
SurfaceはWindows RTのSurface RTと、Windows ProのSurface Proの3つありますが、3月に発売されるのはSurface RTです。
それでは、Surface RTに使われているWindows RTとは何でしょうか?
従来のWindowsはインテルやAMDの、パソコンに使われているx86というアーキテクチャーに対応したCPUに向けて提供されていたOSです。
一方、Windows RTは携帯電話などに使われているスマートフォンやタブレットに対応したCPU(ARMという会社が中心的に開発しています)に向けて提供されたOSです。
見た目はほとんど同じですが、機能はそれぞれ異なります。
一般的にWindowsで動作するソフトはx86というパソコンのCPUに対応した物ですが、Windows RTはx86を使っていないため、通常のWindowsソフトが動きません。
Windows RTで動くソフトは、オンラインのアプリストアで提供されている物のみです。
今まで使用していたWindows XPやWindows 7のソフトは基本的にWindows RTでは動かないと思っていいでしょう。
もちろん、それらのソフトがWindows RT向けに提供されれば使えるようになりますが、Windows RT向けのソフトは従来のWindowsに比べると圧倒的に数が足りていません。
同じWindowsでも、自分が使うソフトが動くかどうかはしっかりと確認した上で、Windows RTタブレットの導入を検討しましょう。