インターネットで、パスワードやアカウントの忘れは致命傷

インターネットの各種サービスは、各サービスを利用する前にメールアドレスやパスワードを登録します。
それらの情報を忘れる方というのは一定の割合で存在しますが、パスワードならともかく、メールアドレスを忘れた場合は通常どうしようもありません。

メールアドレスを登録するサービスの場合、パスワードを忘れたとしても、仮パスワードがメールで送られ、パスワードの再発行ができます。
サービスによっては、その再発行のために、個人情報を入力する必要がある場合もあります。
誕生日や、パスワード再発行用のヒントなど、サービスによって異なりますが、一般的にそれらの情報を忘れて、パスワードの再設定ができずにログインできなくなった場合、二度とログインするができなくなります。

もう使わないアカウントなら問題はありませんが、一時の気の迷いで、当時は良かったが今になっては削除したくなるような情報が公開されていることがあります。
そのような情報を削除するには、アカウントにログインする必要があります。
その際、メールアドレスやパスワードがわからなくなっていると、アカウントに永久にログインできなくなり、永久にそのデータはインターネット上で公開され続けます。

インターネットのサービスは少数精鋭で行われているため、そのような状態になったとしても、公序良俗に反するなど各サービスが決めている規約に違反でもしていなければ、特別に対応してもらいデータを削除するようなことは行われません。

つまり、メールアドレスやパスワードを忘れてしまうと、記憶喪失などで名前も住所もわからなくなった人と同じ状態になって、自分はもちろん他人でもどうしようもできない状態になります。

このため、各サービスで使用するメールアドレスやパスワードは忘れないようにしましょう。

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