パソコンの操作をインターネットを使って乗っ取り、遠隔操作で違法行為をする犯罪があります。
その違法行為が発覚した場合、真っ先に警察に疑われるのはパソコンを乗っ取られた側です。実際に2012年10月にパソコンを乗っ取られた、身に覚えがない方が逮捕されたそうです。
違法行為をする方は、乗っ取ったパソコンをインターネット上で遠隔操作しますが、そのパソコンの遠隔操作ソフトを違法行為の後に削除してしまうので、違法行為をした者への追跡が困難になります。
これを防ぐ基本はウイルス対策ソフトを導入し、常に最新版への更新を怠らないことです。
さらに、怪しいサイトからのソフトのダウンロードも避けるべきでしょう。
単純にソフトのダウンロードだけではなく、ワードやPDFファイルなどのダウンロードでもウイルスに感染する方法もあるので、これらの文書ファイルのダウンロードも怪しいサイトからは避けた方が無難です。
ウイルス対策ソフトの導入と、怪しいサイトからのダウンロードを避けるというのが基本となります。
どこが怪しいサイトなのかは難しいところですが、比較的有名なサイトで配布されている正規のソフトウェアにもウイルスが混入することはよくあるので、怪しいサイト以外でもデータのダウンロードには注意しましょう。
もちろん、知らない人からのメールで送られたデータなどもこれに当たりますが、有名な名前をなりすましてデータを送ってくる場合もあるので、ここも注意しなければなりません。
これは自分が注意していたとしても、家族も使うパソコンの場合、家族の操作でも注意しなければならないため、よくわかっていない方には使わせないという方法も有効です。
また、OSのアップデートをするのも基本中の基本ですし、怪しいサイトからのダウンロードをしないなどの基本も含め、当たり前のことを当たり前にやるだけで対策になります。