なぜ発表会の事前に情報が出てしまうのか

企業などが新製品やサービスを発表する際、発表会などを開催することがある。
その発表会で、報道関係者に来てもらい、報道してもらうためには、事前の案内が必要になる。
急遽決まった内容でもない限り、一般的に1週間から数日前にこの案内が報道関係者に送られる。
案内には、いつどこで発表会が開催され、どんな内容で誰が出席するかが書かれている。

しかし、Appleのように発表会の開催自体を報道されること前提で、謎解きゲームのような案内をするような会社もあるが、通常案内を事前に報道することはない。実際に、内容自体を事前に報道するなと注意書きされた案内も少なくない。

そのような注意書きがない場合、注目される企業の発表会だと数ある報道機関の中でも1社でも先走ってその事実を報道してしまうと、後追いでその事実を他社が報道することがある。

たとえば、11月30日に予定されたmixiとTwitterの発表会の事実が案内が送られたと思われる2011年11月24日に
ミクシィとTwitterが30日に共同で発表会 ITmedia
などとして、一部で報じられた。

これ自体はmixiもTwitterも公式に発表したことではないが、発表会の案内からその事実を報道すると、一般ユーザーから見ると、各社が公式に発表した物だととらえてしまうこともあるようだ。

実際、30日のmixiとTwitterの発表は、今後提携していきますというようなレベルで、Facebookなどが台頭する中、新たな画期的新サービスを期待していた方からすると肩すかしを食らったような印象になった模様だ。

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