キングジムのデジタルメモ ポメラ

King Jim Pomera DM10

テキスト入力に特化したデジタルメモのポメラが、キングジムより2008年11月に発売されました。

テキストを入力するだけの機能を持った製品で、折りたたみ式のキーボードを採用し、小型の筐体ながらフルキーボードに近いキーピッチを持った製品です。
日本語変換にはジャストシステムのATOKが採用され、変換効率が高いというのも特徴の一つです。

King Jim Pomera

発売直後に1万台程度売れ、その半年後くらいにはテレビCMの影響もありさらに売り上げを伸ばし、販売一年後の2009年11月には9万台という当初目標の倍程度の売り上げを達成しました。

King Jim Pomera

ユーザーの85%は男性で、40代から50代が60%、30代が18%、60代が13%という状態で、男性ビジネスマンが利用者の中心である事がわかります。

2008年に登場したポメラのDM10は内蔵メモリなどの容量が少なく、全角で8,000文字までのファイルを6つしか保存できませんでした。
microSDカードを使えば、ファイル数自体は増やせますが、1ファイルあたりの容量など文字数の制限はユーザーにとって大きな不満となっていました。

また、バッテリ駆動時間が20時間程度と長いという特徴がありますが、その代わりに通信機能が付いていないので、このツールで入力した物をどうやって他の製品に転送するかが問題でした。
やり方としては、USB接続でWindowsパソコンと接続するか、microSDカードでファイルをコピーするしかありません。

それでも、テキストを入力する必要のある方、例えば議事録をとりたいビジネスマン、文字を書くのが仕事のライターなど様々な職業の方に受け入れられています。

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