カメラのセンサーサイズ比較

CameraSensorSize

カメラの画質を決める2大要素はセンサーサイズとレンズです。
一般的なカメラのセンサーサイズ一覧です。
センサーサイズが大きいほど、1つの画素がとらえる光の量が大きくなるので、画質が良くなります。しかし、センサーサイズが大きくなると、レンズも大きくなるのでカメラも大きくなります。

フルサイズ(35mm) 36 × 24mm 3:2 (フルサイズセンサーの一眼レフ)
APS-C(キヤノン以外) 23.5 x 15.6mm 3:2 (低価格な一眼レフやミラーレス)
APS-C(キヤノン) 22.5 × 15.0mm 3:2 (低価格な一眼レフやミラーレス)
1.5型 18.7 × 14mm 4:3 (ハイエンドコンパクト)
フォーサーズ(4/3) 17.3 × 13mm 4:3 (低価格な一眼レフやミラーレス)
1型 13.2 × 8.8mm 3:2 (ハイエンドコンパクト)
1/1.8 7.2 × 5.3mm 4:3 (少し高いコンパクト)
1/2.3 5.9 × 4.4mm 4:3 (一般的なコンパクトデジカメ)
1/3 4.8 × 3.6mm (スマートフォンなど)

ここで言う1型は1インチの25.4mmではなく、CCDが使われる前の撮像管を使用していたときの名残で、おおよそ15mmが1型となります。

高倍率ズームレンズ搭載コンパクトデジカメの一覧 2013夏

DMC-FZ70
60倍
センサー 1/2.3型 1610万画素
レンズ 20-1200mm F2.8-5.9
デジタルズーム 300倍 (6000mm)
重量 606g

DMC-FZ200
30倍
センサー 1/2.3型 1210万画素
レンズ 25-600mm 全域F2.8
デジタルズーム 120倍 (3000mm)
重量 455g

DSC-HX300
50倍
センサー 1/2.3型 2040万画素
レンズ 24-1200mm F2.8-6.3
デジタルズーム 200倍 (4800mm)
重量 650g

DSC-HX30
30倍
センサー 1/2.3型 2040万画素
レンズ 24-720mm F3.5-6.3
デジタルズーム 120倍 (2880mm)
重量 272g

FinePix SL1000
50倍
センサー 1/2.3型 1,620万画素
レンズ 24-1200mm F2.9-6.5
デジタルズーム 100倍 (2400mm)
重量 659g

FinePix HS50EXR
42倍
センサー 1/2型 1,600万画素
レンズ 24-1000mm F2.8-5.6
デジタルズーム 84倍 (2016mm)
重量 808g

FinePix S8200
40倍
センサー 1/2.3型 1,620万画素
レンズ 24-960mm F2.9-6.5
デジタルズーム 80倍 (1920mm)
重量 670g

FUJIFILM X-S1
24倍
センサー 2/3型 1,200万画素
レンズ 24-624mm F2.8-5.6
デジタルズーム 52倍 (1248mm)
重量 945g

EX-H50
24倍
センサー 1/2.3型 1610万画素
レンズ 25-600mm F3.0-F6.9
デジタルズーム 96倍 (2400mm)
重量 238g

COOLPIX P520
42倍
センサー 1/2.3型 1808万画素
レンズ 24-1000mm F3.0-5.9
デジタルズーム 82倍 (1968mm)
重量 550g

COOLPIX L820
30倍
センサー 1/2.3型 1605万画素
レンズ 22.5-675mm F3.0-5.8
デジタルズーム 120倍 (2700mm)
重量 470g

PowerShot SX500 IS
30倍
センサー 1/2.3型 1,600万画素
レンズ 24-720mm F3.4-5.8
デジタルズーム 120倍 (2880mm)
重量 341g

PowerShot SX50 HS
50倍
センサー 1/2.3型 1,210万画素
レンズ 24-1200mm F3.4-6.5
デジタルズーム 200倍 (4800mm)
重量 595g

高倍率ズームレンズ搭載コンパクトカメラの基本 2013

高倍率ズームレンズ搭載のコンパクトカメラは1つのジャンルとなっている。

2013年現在、最大ズーム倍率で60倍、35mmフィルム換算で1200mmが最大となっているようだ。

1200mmのレンズは一昔前にキヤノンが一眼レフカメラ用に販売しており、重量は約16kg、当時の価格は約1,000万円という価格だった。
レンズの性能は異なるが、これと同等のレンズ性能のコンパクトデジカメが数万円で手に入る時代となっている。

このような超高倍率ズームレンズは、スポーツ観戦、野鳥撮影などには必要だが、野鳥撮影などは、従来から標準的なカメラに、別途レンズを装着するという手法がよく使われていた。

フィールドスコープと呼ばれている双眼鏡のような物と、デジタルカメラを組み合わせた「デジスコ」という手法だ。
フィールドスコープをカメラのレンズとして扱うことで、通常のデジタルカメラではできない超望遠を実現できる。

フィールドスコープとカメラによっても異なるが、3000mmなどの超望遠が実現できる。
実際に3000mm必要かどうかは撮影対象によっても異なるが、カメラ自体に1000mm程度のレンズが付けばデジスコが必要なくなるケースもある。

デジスコはカメラとフィールドスコープの選び方、そのセッティングが簡単ではない場合もあるが、高倍率ズームのカメラなら誰でも簡単に撮影ができる。
また、このようなカメラには専用のテレコンバージョンレンズが提供されていることもあり、場合によっては純正品で2000mm程度にすることもできる。

デジスコはまだ用途によっては重要な技術ではあるが、高倍率ズームカメラが続々と登場していることで、誰でも気軽に今までは不可能だった被写体の撮影ができるようになっている。

デジタル一眼レフを選ぶ基本

デジタル一眼レフは、コンパクトデジタルカメラに比べると、大きくて重くかさばるという欠点がありますが、カメラとしての性能はピカイチです。

カメラのセンサー自体が高機能で、コンパクトデジカメに比べ同じ場面でも確実に綺麗に撮影可能
撮りたいと思った瞬間に確実に撮れるリレーズタイムラグの短さ
高速に動く乗り物、動物、子供のシャッターチャンスを逃さない連続シャッター機能(連写)
自分の思ったとおりに設定できるマニュアル撮影機能
望遠や広角、魚眼など、様々なレンズを取り付けられる拡張性

など、撮影にこだわる方にとっては便利な機能が満載です。

しかし、注意しなければいけないのは、高価で拡張性が高いからこそ、将来性を考えた選び方です。

例えば10万円のカメラ本体を買っても、さらに数万円のレンズが必要になります。
初めは標準ズームとセットの物を購入し、慣れてもっといろいろな撮影をしたくなると、望遠やマクロ、広角、単焦点など様々なレンズを選ぶことになると思います。さらにストロボなど、様々な周辺アクセサリーもそろえるようになるでしょう。

もしも、標準ズームだけで使い、レンズ交換など興味ないのなら、コンパクトデジカメか少し大きめのデジカメを選びましょう。一眼レフの拡張性はありませんが、なによりこちらの方が安いし、そのまま使えるので面倒がありません。

しかし、将来いろいろな撮影を楽しみたいと考えるなら一眼レフでしょう。
その場合、拡張性が重要です。
拡張性にもいろいろありますが、大きなところはレンズと、周辺アクセサリーです。

特にレンズは一眼レフの醍醐味とも言える部分で、様々なレンズがそろっている本体を選ぶのが無難でしょう。
レンズは、各メーカーによって取り付け部分の形状が異なり、例えばニコンのレンズをキヤノンの本体に取り付けることが出来ません。
ニコンのレンズ取り付け部分はFマウントという規格で、キヤノンはEFマウントという規格を使っています。デジタル専用マウントもありますがここでは省略します。

これ以外にもソニーのαマウント(旧ミノルタのAマウント)、フォーサーズマウントなど、カメラメーカーごとに規格はいくつもあります。
それぞれのマウントを使えるようにするマウント変換アダプターなどもありますが、これを使うと制約も出てくるので一般的にはあまり使いません。

当然、キヤノンはキヤノンのEFマウントのレンズしか発売していませんし、ニコンも同じです。レンズの種類はメーカーごとに異なりますが、キヤノンやニコンは数十以上のレンズがあり選択肢が豊富ですが、そうではないマウントもいくつかあります。

自分が欲しいレンズが他のマウントにしかないという事態を防ぐためにも、一眼レフを選ぶのなら、選択できるレンズの数が多いマウントのメーカーから選ぶのが無難でしょう。

そのため、初めにどのマウントのカメラを選ぶかというのは非常に重要です。

デジカメ活用 HDRで普通は撮影不可能な画像を得る

デジタルカメラを使う利点の一つに、コンピュータを使った撮影後の加工があります。
ネガで撮影しても、現像するときに、やり方一つでプリント結果が変わってきますし、RAWで撮影して、自分好みに現像して楽しんでいる方も多いようです。

しかし、デジタルで撮影するなら、その利点をさらに突き進めましょう。
その一つが、今回紹介するHDR(High Dynamic Range:ハイ・ダイナミック・レンジ)もその一つです。

デジタルカメラなど、映像を撮影する機材はその性能上いくつかの限界があります。
ダイナミックレンジもその一つで、カメラで明るいところを撮影すると、明るいところばかりが撮影され、暗いところが暗くなりすぎ、暗いところを撮影すると、明るいところが飛んでしまうということがよくあります。
これは、カメラのダイナミックレンジが人間の目よりも狭いことから来る仕方のない仕様です。
このためには、逆行を避けたり、明るいところでも、暗いところが写るようにわざとストロボをたいたり、レフ板を使用したりしますが、露出設定を変えるだけでもある程度見栄えのする写真になります。

今まで、カメラ撮影の際に露出を変えたことがなかった方は、同じ被写体で、いくつか露出を変えて撮影してみてください。今までとは違った感じになっているはずです。

例えば、次のようになります。

普通に撮影した場合 (それでも-0.7ev)
これでも、それなりに撮影できていますが、露出を前後に振った場合は次のようになります。

露出を -1.7EVにした場合 露出を0.3EVにした場合

こうしてみると、露出を-1.7にした場合は、空は写っているが影の部分が暗く。0.3EVのものは影の部分は良く写っているが、空が明るすぎという状態です。
この中間が、普通に撮影した場合(-0.7EVだけど)ですが、この露出を変えた物を合成したらどうなるのでしょうか?

それがHDRによる画像の統合です。
それぞれの良いところ取りをして、今回の例では、空はより空っぽく、影の部分もきっちりと見えるようにするというのがHDRで加工する利点となります。

HDRによる統合

PhotoShopで先に紹介した3つの画像を自動的に統合した結果がこれになります。
よく見ないとわからないかもしれませんが、1枚目の画像に比べて、空の部分と影の部分が変わっていることがわかります。

今回はほぼ自動的に統合しましたが、統合方法にもテクニックがあり、もっと美しく加工できる方もいます。
また、HDRで加工するには、普通に撮影するよりも、被写体選び、 露出設定などが重用になりますし、HDR加工テクニックなどそれぞれに一工夫が必要となります。

それらのテクニックを磨く前に必要なのは、カメラ自体の機能です。
ここで重用になるのが、オートブラケット機能です。メーカーによって多少名称の違いはありますが、デジタル一眼レフにはほとんどの機種に付いていますが、コンパクトデジカメは付いていない事が多いです。
このオートブラケット機能は露出設定の延長的な機能で、一般的に、撮影時に露出を自動設定する機能のことを言います。
この機能を使えば、設定した幅の露出をシャッターを押すだけで撮影できます。
通常、普通に撮影した場合、暗くした場合、明るくした場合の3回撮影します。3回撮影するので、連写速度が速いと、三脚が無くても、被写体がある程度動く物でも対応できるので便利です。

CanonのAEB設定

キヤノンの場合はAEB、ニコンはAEブラケティングという名称になっています。

これらの機能を使って撮影した画像を、PhotoShopやPhotomatixなどのソフトを使って加工することになります。

それなりに技があるようですが、FlickrなどでHDRをキーワードに検索するとものすごい画像が見つかります。
うまく撮影し、加工できれば、あなたも普通の撮影では出来ない画像を得られるようになります。

注意
ブラケット機能は露出以外にも各種設定を変更できる機能を持つカメラがあります。

まとめ
オートブラケット機能のあるカメラで、露出を変えて撮影する
撮影したデータを統合してダイナミックレンジの広い画像に加工する