タブレットこそがスマートテレビ

Tablet Video

家電各社は2012年頃からテレビのインターネット機能などを強化しているが、テレビ自体をスマート化しても使い勝手が悪い物が多い。
従来のテレビチューナーに加えて、YouTubeなどの動画視聴環境を用意しているが、従来型のリモコンでの操作性はともかく、スマート機能自体の使い勝手は良くは無い。

これに比べると、タブレットの動画視聴機能は非常に優れている。
タブレット自体はもともとタッチ操作を重視しており、操作性自体に問題はほとんどない。

テレビチューナーのインターネット機能がアップデートすることはほとんど無いが、タブレットはAndroidやiOSをOSとして採用しており、アプリの機能追加などは日々行われている。
使い勝手の改良はもちろん、新しいアプリも日々追加されているし、新サービスも続々と登場している。

タブレット自体も画面表示やスピーカーの改良が進んでおり、動画の利用でも問題ない。
強いて言えば、一般的には画面サイズが小さいことだが、これもMiracastなどを利用すれば特に問題になることはない。この場合、タブレットがテレビのリモコンになるため、手元で様々な操作ができ非常に便利だ。

テレビは従来のテレビ放送に縛られることでスマート化の進化が遅れている。また価格がそれなりに高いことから買い換えのサイクルも長い。
一方で、タブレットの機能向上、アプリの使い勝手向上の方が進化は非常に速く、価格も安い。

インターネットの速度は問題となるが、タブレット自体が真のスマートテレビになるのも時間の問題だろう。

機能的に買ってもいい4Kテレビ パナソニック VIERA TH-L65WT600

パナソニックが2013年9月5日、4KテレビのVIERA TH-L65WT600を発表した。
65型で4K解像度に対応した製品で、この製品の他社製品にない目玉はHDMI 2.0に対応しているという点。

従来の4KテレビはHDMI 1.4などの対応で、解像度的には一応4Kには対応していたが、4Kに本格対応したのはHDMI 2.0から。
HDMI 2.0は2013年9月に策定された新しい規格で、これより前に発売された製品はアップデートでHDMI 2.0になるかどうかわからない、ほとんどの場合は対応しないだろう。
東芝は2013年6月に発売した4K REGZA Z8XシリーズをHDMI 2.0へ対応させることを発表した。
ソニーも2013年に発売したモデルを4Kへ対応。2012年に発売したモデルも対応する方向のようだ。

HDMI 2.0の対応で、将来ネットコンテンツが4K動画に対応したり、テレビ放送などが4K対応になった場合、チューナーなどを別途接続するだけで4K解像度を存分に楽しめるわけだ。
従来機の場合、解像度としては対応するが、フレームレートが低く総合的な画質が低下する。

4Kテレビの買い時としては、HDMI 2.0に対応した今、多少高くてもフルHD(2K)を超解像度技術で高画質化した物を中心に楽しみ、将来はチューナーなどを接続して4Kコンテンツを楽しむ。
4Kテレビは現在1型あたり1万円程度だが、1型あたり5000円台など価格が下がる数年待ち、放送規格などの4K化が決まりチューナーなどが対応するまで待つかのどちらかだ。

現在、多少予算に余裕があるならようやく買い時になりつつあり、その第一弾として発表されたのがVIERA TH-L65WT600だ。

テレビの感想文がコンテンツになる時代

2010年頃かだと思うが、ブログメディアなどにテレビの感想文のような記事が掲載されるようになってきている。
テレビ番組の内容を紹介する記事で、その番組を見た人には「ああ、そんな番組だったね」と見なかった人には「そんな内容だったんだ」と思わせる内容で、記者がその番組内でおもしろいと思った部分を紹介している記事だ。

はっきり言って、芸能ネタなどに興味がない人にとってどうでもいい記事だが、これは将来立派なコンテンツになる可能性を秘めている。

このようなテレビの感想文のような記事は、その番組で特に興味深い点、ハプニングなどがあればそれを文字で紹介する物だ。
記事にさえなっていれば、芸能人の名前、番組名、そこでの内容のキーワードなどを検索すればすぐにヒットする。

例えば、「アメトーーク!」という番組でカメラをテーマにして小籔千豊さんが出演した回(2013年2月放送)があり、出演者名とカメラがテーマということだけのキーワードだけで、いつ放送のどの番組のどんな内容だったのかが簡単に検索でヒットする。

例えば10年前、20年前の放送内容も同じように検索できれば、古いがいまだに通用する内容などは簡単に探し出せるようになる。

今後、日本のテレビ番組はインターネットで正式に流されるようになるだろうが、この際にテレビの感想文というコンテンツがあれば、インターネットで流された物との相乗効果で、単なる感想文から、レビュー記事として使えるようになる。

日本のテレビ視聴に必須のB-CASカードの入手方法

日本のテレビはスクランブルがかかっており、そのスクランブル解除にB-CASカードが必須となっている。

B-CASカードは日本のテレビやBlu-rayレコーダーなどを購入すると付いてくる物ではあるが、中古で購入すると付いていなかったり、引っ越しなどでなぜかなくしてしまったりする場合がある。
そんな場合には、B-CASを仕切っている業界団体の株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズに問い合わせて、その旨を連絡すれば新しいB-CASカードを送ってもらえる。

送料込みで2,000円(税込)

この方法が最も手っ取り早く入手できる方法だ。

これ以外には、中古のチューナーなどを入手してそこに付属するB-CASカードを入手するという方法がある。
この場合、地デジ専用なら青いカード、BSなどにも対応しているなら赤いカードになる。一般的に地デジ専用の中古チューナーはかなり安く販売されているため、低コストに入手できる場合がある。

もちろん、パソコンなどに接続するTVチューナーなどをB-CASカード目的だけで入手するというのも悪くはない。この場合、何らかの原因でかなり安く提供される場合もある。

10万円以上の高価なテレビを買うのは無駄

テレビは10年は使える耐久消費財だったのは1990年代までで、2010年に入った今では5年も使えば買い換えを考えてもいい商品になってしまいました。
テレビ受像器の表示関連テクノロジは常に進化しており、色などの画質が向上するのはもちろん、今後確実に向上するのは解像度です。

視聴距離などにもよりますが、おおよそ30インチ以上のテレビの場合、今のHDやフルHDテレビよりも4Kテレビや8Kテレビの画質は明らかに向上します。
現在、例えばシャープと東芝の同価格帯の製品を比べた場合、画質の違いは微々たる物ですが、微妙な違いはあります。この違いがよくわからない方も多いかと思います。

一方で、50インチのフルHDテレビと4Kテレビを比較すると、ほとんどの方が明らかに4Kの方がきれいと感じるでしょう。
2012年は1インチ1万円程度で4Kテレビは販売されますので、50インチなら50万円程度の価格となります。
一方、50インチのフルHDテレビは海外では10万円を切る価格であたりまえのように販売されています。日本では15万円から20万円程度で安い製品になります。
4Kテレビも数年で現在のフルHDテレビと同等になるでしょう。
その先に来るのが8Kテレビですが、こちらも2020年代には同じように安くなるでしょう。

仮に20万円のフルHDテレビを10年使おうと思って買うと、5年後には4Kテレビが20万円もしくはもっと安く販売されているかもしれません。
それなら、比較的安い40インチ程度のテレビを買って、5年くらいで安くなる4Kテレビを購入、その5年くらいで8Kテレビを購入しても損したと思わないような値段の製品を買いないでいくのがいいのではないでしょうか。

もちろん、20万円や50万円のテレビなどを購入して、数年で買い換えることに金銭的な負担がないならどんどん最新の高価な製品を買うというやり方を否定するわけではありません。