日本でもようやく相互運用が始まったSMS

日本でSMS(ショート・メッセージ・サービス)の相互運用が2011年7月13日より始まりました。従来は同一会社間でしかメッセージの送信ができないサービスで、SMSよりもiモードなどのインターネットを使用したメールの方が利便性が高いので、SMSはほとんど使われていません。
SMS自体は、携帯電話番号を送り先にして、英数字で140文字(日本語では70文字)のメッセージを送信できるサービスです。
この140文字という制限はTwitterと同じです。Twitterも短いメッセージをやりとりするサービスですが、SMSと同じ140文字に規定されています。

日本以外の携帯電話で、iモードのようなインターネットを使用したサービスが普及している国の方が少数派です。
iモードやEZweb、Yahoo!ケータイのようなサービスがインターネットの技術を使用していること自体を知らない方も多いかもしれませんが、SMSは携帯電話自体の技術を使用したメッセージ交換サービスです。
料金体系も、音声通話とSMSをうまく組み合わせた物になっており、非常に使いやすくなっています。

SMSは国や地域によってその呼ばれ方も様々ですが、アメリカではTEXTとかText Messagingなどと呼ばれています。
アメリカなどSMSが活発に使われている地域では、これを活用した様々なサービスがあります。例えば野球場のスクリーンでクイズを出して、正解を専用のTEXT(SMS)番号に送るというようなサービス。前述したTwitterなら、本来SMSはインターネットとは接続していませんが、メッセージを自分の携帯電話に転送したり、SMSでTweetを送信したり、ダイレクトメッセージを送信できるようなインターネットとうまく融合したサービスになっています。

それらのサービスに使われる番号は、通常の携帯電話の番号ではなく、アメリカでのTwitterなら40404など、もっと短い物が専用に用意され、ユーザーが使いやすいようになっています。

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