デジタルにはゼロとイチしかありません。
パソコンやスマートフォンはデジタルですが、ゼロとイチしかないデジタルでどうやってそれ以上の数字を扱っているのでしょうか。
0と1しかない場合は、2つの表現しかできないです。ゼロとイチの2つなので、数字で言うと0と1の2つだけです。
一般的には数字は0から9まで10個あります。
この10個の数字を使っても0から9までしか数えられないと思う方はいないでしょう。実際にはそれ以上の数字を扱っています。0から9まで使ったら一つ桁を増やして10。99まで使ったら100と順次桁を増やしています。
これと同じようにゼロとイチしかないデジタルでも桁を増やして行けばどんな数も扱えます。
デジタルのゼロとイチで数字を表すには
| 一般的な数字 | デジタル |
| 0 | 0 |
| 1 | 1 |
| 2 | 10 |
| 3 | 11 |
| 4 | 100 |
| 5 | 101 |
| 6 | 110 |
| 7 | 111 |
| 8 | 1000 |
| 9 | 1001 |
| 10 | 1010 |
| 11 | 1011 |
| 12 | 1100 |
| 13 | 1101 |
| 14 | 1110 |
| 15 | 1111 |
このようにデジタルで一般的な数字以上の勢いで桁が増えていきます。
ゼロとイチしかないデジタルでも桁を増やして行けば、一般的な数字と同じように大きな数字を扱えます。
この一般的な0から10までの数字で表す事を10進数、デジタルの0と1しかない数字で表す事を2進数と言います。

