10万円以上の高価なテレビを買うのは無駄

テレビは10年は使える耐久消費財だったのは1990年代までで、2010年に入った今では5年も使えば買い換えを考えてもいい商品になってしまいました。
テレビ受像器の表示関連テクノロジは常に進化しており、色などの画質が向上するのはもちろん、今後確実に向上するのは解像度です。

視聴距離などにもよりますが、おおよそ30インチ以上のテレビの場合、今のHDやフルHDテレビよりも4Kテレビや8Kテレビの画質は明らかに向上します。
現在、例えばシャープと東芝の同価格帯の製品を比べた場合、画質の違いは微々たる物ですが、微妙な違いはあります。この違いがよくわからない方も多いかと思います。

一方で、50インチのフルHDテレビと4Kテレビを比較すると、ほとんどの方が明らかに4Kの方がきれいと感じるでしょう。
2012年は1インチ1万円程度で4Kテレビは販売されますので、50インチなら50万円程度の価格となります。
一方、50インチのフルHDテレビは海外では10万円を切る価格であたりまえのように販売されています。日本では15万円から20万円程度で安い製品になります。
4Kテレビも数年で現在のフルHDテレビと同等になるでしょう。
その先に来るのが8Kテレビですが、こちらも2020年代には同じように安くなるでしょう。

仮に20万円のフルHDテレビを10年使おうと思って買うと、5年後には4Kテレビが20万円もしくはもっと安く販売されているかもしれません。
それなら、比較的安い40インチ程度のテレビを買って、5年くらいで安くなる4Kテレビを購入、その5年くらいで8Kテレビを購入しても損したと思わないような値段の製品を買いないでいくのがいいのではないでしょうか。

もちろん、20万円や50万円のテレビなどを購入して、数年で買い換えることに金銭的な負担がないならどんどん最新の高価な製品を買うというやり方を否定するわけではありません。

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