11月 012012
 

2012年現在、最新のスマートフォンなどに使われている高速な通信規格はLTEだ。
LTEとはLong Term Evolutionの略で、日本などの先進国で普及している第3世代の通信規格と、その後にくる第4世代までは行かないがそれに近い3.9世代の通信技術だが、現在ではLTEも第4世代ということになっている。

そのLTEで最近注目を集めているのが、TD-LTEだ。2012年現在、日本で普及しているLTEはFD-LTEだが、そもそもFD-LTEとTD-LTEとはなんだろうか。

通信方式のFDDとTDD
FD-LTEやTD-LTEのFDやTDはそれぞれ、Frequency Division Duplex(FDD 周波数分割複信)、Time Division Duplex(TDD 時分割複信)の略で、情報をやりとりする際の方式が異なる。

WiMAXはどうなる
ここで注目なのは、LTEと同じ第4世代の通信規格のWiMAXだ。
WiMAXは日本でこそそれなりに普及しているが、海外ではイマイチの状況になっている。今後音声通話の延長上にあるLTEの流れをくむ通信規格が世界的に主流になりそうな雰囲気だ。
無線通信規格は全世界で普及しないことには、通信機器が統一できないなど利用者にも不都合が多い。

そのWiMAXは次世代型を現在準備中だが、WiMAX Release2.1規格というTD-LTEとの親和性の高い規格が用意されている。
WiMAXの通信方式はTDDなので、TD-LTEとは従来から親和性が高い。

FD-LTEとTD-LTEもLTEなのでそれぞれの親和性も高い。

現行のFD-LTEが普及したとしても、ユーザーが増えれば通信速度はその分遅くなってしまう。
そのため、単純にFD-LTEだけに対応するよりも複数の方式に対応し、通信をオフロードできる方が通信速度、すなわち最終的な各端末の使い勝手向上には非常に有効だ。

そのため、各通信キャリアは現行のTD-LTEに加えてTD-LTEもサポートすることで、将来の通信料増大に備えようとしている。
その中で、WiMAXはTD-LTEと親和性が高い新しい規格に対応することで、生き残りにかけようとしているようだ。

それらの結果は、各機器がどの通信規格に対応してくるかにかかっている。特にAppleのiPhoneがどうなるかは業界の勢力図に大きな影響を与える。それらの結果が見えてくるのはTD-LTE関連の設備が設置され、実際に通信サービスが始まる2014年以降だ。

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