6月 262011
 

Creative Commons

最近目にするようになったクリエイティブ・コモンズ(CC)とは何でしょうか?
クリエイティブ・コモンズ・ジャパンによれば

クリエイティブ・コモンズとは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。

と書かれています。
ここで重要なのが、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは何かということです。

一般の文章・写真・ビデオなどコンテンツの権利は各著作者にあります。この権利は各国の著作権法で守られています。しかし、国ごとに法律の詳細が異なり、他人の著作物を利用する際には許可が必要になるなど、手軽に世界中のコンテンツが使えるようになったインターネット時代には使いにくい物です。

そこで、自分の作品を全世界で広く使って欲しい方や、世界中のすばらしい作品を使用して何か他のことへ応用したい方に適したライセンスとして誕生したのが、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスということになります。

インターネット時代になっても、自分の作品を公開したくないという方は多くいます。
それも当然なことで、すばらしい写真やすばらしい音楽などができればそれを販売し直接利益を得たいという方が多いのが現実です。

しかし、すばらしい音楽を作成できたとしても、それをどうやって販売するのでしょうか?
すでに、プロ音楽家としてデビューし、それなりの知名度があれば販売し生活に困らないほどの利益を得ることも可能でしょうが、人気もなく無名な人の音楽を買う人はほとんどいません。あったとしても路上ライブでたまに買う人がいるくらいでしょうか。
それなら、直接の利益は度外視し、インターネット上で無料公開しプロモーションしてしまいましょう。ネット上なら一度アップロードすれば全世界で自動的に路上ライブするような物で、多くの人に聞いてもらえます。それが本当にいい曲なら、口コミなどですぐに話題が広がるのがインターネットです。もちろん、曲自体に魅力がなければ誰にも見向きもされません。

すばらしい曲なら、それを聞いたユーザーがそれぞれのブログで紹介してくれたり、Twitterなどで広めてもらえます。さらに、自分のビデオのBGMに使う人もいるかもしれませんし、歌詞を翻訳して別の言語で歌ってくれる人が出てくるかもしれません。
こうやって広め、知名度を上げたり、自分の作品が広まっていくのは権利者にとってもうれしいことでしょう。
従来の著作権法上でこのような事を合法的に行うには、国によってその取り扱いが異なるなど、難しいのが現状です。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスならライセンス条件によっても異なりますが、権利者のクレジットさえ表示すれば自由に利用できる物が多く、コンテンツを利用するユーザーは権利を侵害することなく様々なコンテンツが使えるようになります。

ここで知名度を得られれば、今後の活動に活用できるようになります。
これは知名度のない方だけではなく、すでに有名な方にとっても、自分の行けない国、いままでは対象としていなかったユーザーなどに広めることもできる、使い勝手の良いライセンス形態です。

単に、ネット上でコンテンツを直接利用するだけの方にはクリエイティブ・コモンズ自体は何の意味もありませんが、コンテンツを作成したり、二次利用を考えている方には非常に有用なライセンス形態と言えます。

Lucky Night
By laszlo-photo

クリエイティブ・コモンズ・ジャパン

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