3月 192011
 

省エネを考えてパソコンを選ぶ場合、デスクトップパソコンよりノートパソコンだ。さらに、各製品に使用している部品をみると、その中でもより低消費電力の部品を使用している物がある。
省エネの目的を持ってパソコンを買う場合は以下の点に注目していただきたい。

ディスプレイ

最近は全てのパソコンが液晶モニターで、CRTモニターなどに比べると消費電力かなり低い。さらに、低消費電力を考えると明るさ、発光部品がそれぞれ異なる。
明るさは変更することが出来るが、うっかり明るさを下げないと省エネの点であまりよくない。
その明るさを維持している部品が液晶の中に入っておりバックライトなどと言われるが、これには冷陰極管と呼ばれる蛍光灯のようなものかLEDが使われている。
冷陰極管よりもLEDの方が省エネ効果が高い。ノートパソコンだと、液晶の消費電力は5W程度で、どちらを選んでも大差はないが、デスクトップパソコン用の液晶モニターはバッテリー駆動を差せない分その差は大きくなる。

HDD/SSD

パソコンにはHDDが欠かせないが、HDDよりもSSDの方が低消費電力だ。SSDの方が省エネ効果は高いが、どうしても高コストになる。
仕方なくHDDを選ぶしか無くなるが、HDDにもいくつか種類がある。
デスクトップパソコン用のHDDは3.5型(インチ)が多く、ノートパソコン用は2.5型(インチ)が多い。
それぞれサイズが異なり、3.5型よりも小型の2.5型の方がより低消費電力だ。

デスクトップパソコンでも、小型の製品は2.5型HDDを使用している事が多いので、用途の関係でデスクトップパソコンを選ぶ場合は2.5型HDDを選んだ方がいいだろう。
さらにHDDでも回転数が異なり、消費電力がそれぞれ異なる。HDDで最も電力を使用するのは磁気ディスクの回転を開始する起動時だが、回転速度によっても消費電力が異なる。当然ながら回転速度が早いほうが消費電力が高く、5,400rpmや7,200rpmなど製品によって異なる。
高速な方がパフォーマンスが高いが、消費電力が高い。
HDDを選ぶなら2.5型で5,400rpmを選ぶのがいいだろう。
一般的にあまり使われていないが、1.8型HDDもあり、その方が消費電力効果は高い。

メモリー

パソコンに使われているメモリーはDRAMと言われていて、常に電力を使用するタイプだ。メモリーも少ない方がメモリー自体の省電力効果は高いが、パソコン全体でみると、メモリーが少ないとHDDのアクセスが発生し、パソコンの処理速度全体が低下する。
そのため、自分が使用する用途に合わせてある程度のメモリーを搭載するのが好ましい。

2GB程度でもある程度使用できるが、最近のパソコンなら4GB程度のメモリーは欲しい。4GB程度あれば、CPUなどの性能を犠牲にしないし、メモリー量自体も過大ではない。

メモリーもDDR2とDDR3など規格が世代毎に異なる。最近のメモリーはDDR3が多いが、DDR2よりDDR3の方が消費電力が低くなっている。

CPU(プロセッサー)

CPUはデスクトップパソコン用とノートパソコン用に大別される。
当然ながらノートパソコン用の方が低消費電力で、スタンバイ時などに電力を落とす低消費電力機能もより高度になっている。
見た目デスクトップパソコンでも、中身はノートパソコンの部品を使用している製品も多く、そのような製品では通常のデスクトップパソコンより低消費電力で動作する。

15型液晶などを搭載する比較的大きなノートパソコンよりも、より持ち運びに適したノートパソコンの方が、より使用電力の少ないCPUを搭載している。
普段使用することも考えると、12型から14型液晶を搭載する製品なら使い勝手を犠牲にせず使用できる。

メインストリームと呼ばれる一番売れ筋のCPUを選ぶと性能、価格の点でバランスがよい。低価格な製品は1つの仕事をする時間が長くなり、使用電力量も多くなる。
ある程度の性能があり、電力効率の高い製品が適している。インテル製CPUの場合、Core i5などがそれに当たる。

その他関連機能

レノボのThinkPadと東芝のビジネス向けノートPCにはピークシフト機能がある。
ピーク時に電源を使わずバッテリで駆動させたり、バッテリ充電時間を制御する機能だ。時間は自由に設定できるので、各自の環境に合わせて設定しピーク時の電力消費を抑えたい。
パソコン自体のサイズや梱包にも注目しよう。大きい物は物流に掛かる手間がかかるが、小さい物はかからない。物は大きくなくてもパッケージサイズ自体が小さい物は物流にも影響を与えない。
マニュアル類も注目だ。人によっては必須ではあるが、必要ではない方も少なくない。マニュアルが多すぎる製品は紙の使用量という点であまり良くない。

まとめ

デスクトップパソコンよりノートパソコン
液晶モニターはLEDバックライト使用品を
HDDよりもSSDだが、HDDの場合は2.5型で5,400rpmの物を
メモリーはDDR3で4GB程度を
CPUはノートパソコン用CPU仕様で安すぎず高すぎない物を
関連機能も一応チェックしよう

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