2月 132011
 

2010年末から日本でもスマートフォンのAndroid端末シェアが高くなってきた。
まだ日本では参入していないが、マイクロソフトのWindows Phone 7が参入すれば、iPhoneのiOSとAndroidも含め、この3者でスマートフォン市場の競争が激しくなると予想される。

こうなると、ユーザーはどの端末を選ぶか悩ましい。
スマートフォンは自分の好きなアプリなどを自分でインストールできるのが特徴だが、互換性の問題が欠かせない。まだまだ登場から間もないAndroidは、自由度が高いが、その反面で互換性問題が発生しやすい。

iPhoneはAppleからしか提供されておらず、1年に1機種しか新しいモデルも登場しないため、各端末やOS間の互換性はそれほど問題になっていない。
しかし、AndroidはOSのアップデートに加えて、各社独自のUI、多数のメーカーが複数の端末を発表するなど、対応ハードウェア数は全世界で数え切れないほどになっている。

iPhoneのようにグローバルで共通ハードウェア仕様で販売する場合もあるが、現在の所、国や地域を限定した販売や、それぞれ細かなカスタマイズすることが多いようだ。
例えばサムスンのGalaxy Sは韓国ではテレビ受信機能があるなど、各国ごとに機能も異なる。
日本で販売している多くのモデルは日本だけに販売を特化した物も多く、特に海外で開発されたアプリがそのまま問題なく動作するかどうかは怪しいところだ。

Android端末は液晶画面の解像度が異なるなど、基本的な部分がそれぞれ異なる。OSのアップデートは、各社カスタマイズ項目が多いので、出来るか出来ないかも含めタイミングがそれぞれ異なる。

ハードウェアやOSの違いなど、開発者はある程度それに備えたアプリを開発するだろうが、実機でのテストが難しいため、場合によっては動作しないアプリが出てくる。

初めは動作していても、アップデートで動作しなくなるなどの問題が発生する可能性もあり、今まで使っていた機能が急に使えなくなるようなリスクもある。

そのようなリスクに備えるためには、そのハードウェアの利用者が多いグローバルモデルで売れ筋の製品を選ぶべきだろう。
世界での携帯電話の販売数は1年間に10億台を超えている。この半分がAndroid端末になり、1年間に100機種出たと仮定する。人気が出なかった機種のシェアは全Android端末の中で0.1%という事もあり得るだろう。人気の機種はシェアが10%超えるということもあるかもしれない。
5億台の10%だと5,000万台だが、0.1%だと50万台だ。50万台はそれなりの数字だが、全携帯電話からすれば0.05%で割合としては非常に小さい数字だ。

日本に特化したモデルで人気機種になれば数十万台から数百万台は売れるだろう。しかし、それでも全世界の中では非常にシェアは低い。

開発者から見ると、そのようなシェアの低い端末よりもグローバルで人気のある端末を優先するようになるだろう。
その場合、将来のアプリ対応は寂しい物となるだろう。

アプリなどの将来性を考えると、全世界でシェアの高いグローバルモデルを選んだ方が無難と言える。

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