11月 092010
 

ブログやTwitter、Facebook、mixiなど各種ソーシャルメディアサービスを多くの人が使うようになったが、これによって拡大し始めているのが、根拠のない情報の拡散。

インターネットが普及する前は、テレビや新聞、雑誌、ラジオなどのマスメディアによる情報が主流であって、口コミ情報は一部地域などでしか伝わらなかった。
しかし、インターネットの普及によりどんな情報でも一瞬で全世界に伝播するまでになっている。

マスメディアの情報は、ある程度情報に関するリテラシーの高いマスメディア内部の人間により何らかの形でフィルタリングされた物であり、それを受け取る側はほぼ真実の情報として理解しても問題なかった。
もちろん、恣意的に編集された情報などもあるわけで、ある程度自分で情報をかみ砕く必要はあったが、ある程度信頼は出来た。

しかし、口コミ情報の中には単なるデマもある。デマ情報を流すのはたちが悪いが、問題は本人がデマとは知らずに伝えてしまうことである。ちょっと立ち聞きした話を本人が半分冗談で言ったのかもしれないし、前後関係を理解してなければ勘違いしてしまうような情報をそのままネットに書き込むことにより、それが拡散し真実のように伝わってしまうことがある。

これが一般生活に直接影響しないような情報なら問題ないが、国際情勢や差別、人種問題などにも繋がってしまうようなデマ情報がネットで急速に伝わってしまう可能もある。

インターネットが存在しなかった時代にも、口コミ情報などで社会が混乱したことは世界中で何度も発生している。今のところ、インターネットによる口コミ情報の良い部分ばかりが注目されているが、近いうちに何らかの大問題が発生してもおかしくはない。

そうならないために、そうなった後に混乱を抑えるためにも、情報がどういった経緯で出た物なのか、その情報を本当に信じても良いのかなど、自分で確認するようにしよう。

新サービスの利用ばかりが先行しているが、利用者の情報リテラシー向上はなによりも重要だ。

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