10月 312010
 

2010年10月にAppleが発表したiLife ’11のソフトウェア供給は、従来と同様に光学メディアだ。iLife自体は、Macのハードウェアを購入すると常に標準添付されているが、アップグレードなどの際は、新しくパッケージを購入してインストールする必要があった。

最近はソフトウェアのネット配信が増えているが、AppleもMac OS X用のアプリを簡単に配信できるMac App Storeを2011年頃からスタートしそれを本格化する。
以前からフリーソフトなどを中心にダウンロードで提供するのは合ったが、それらとの違いは、ダウンロードした後のライセンス番号入力などが不要になり、iOS用のアプリのように認証が簡単になり、低価格なソフトも売られるようになるという点だ。
アップデートなども、この仕組みを使うことで簡単にできるようになるなど、開発者、ユーザー双方に利益のある仕組みだ。
ユーザーの中には、このような一括管理が気に入らない方もいると思うが、今後このような仕組みを使わないとソフトウェアを利用できなくなると考えたら、そのプラットフォームを使わないか、あきらてそれを受け入れるかのどちらになるだろう。

この仕組みの根本的な問題は、ネットワーク接続が必須という点だろう。
個人ユーザーなどでインターネットに接続していないコンピューターは少ないと思われるが、企業向けなど特定用途に特化した端末の場合、ネットワークに接続したとしても、様々な理由からインターネットには接続していない場合がある。
そのようなユーザー向けのソフトウェアは、当面、光学メディアやUSBなどネットワーク経由ではない方法で配信する方が無難だろう。
一方、個人向けなどのソフトの場合、光学ドライブ自体が時代にそぐわなくなっているため、今後は徐々に使われなくなるだろう。MacBook Airのように、今後のMacハードウェアには標準で光学ドライブが搭載されない可能性もある。

読み込みが不可能なメディアでソフトウェアを供給するよりも、使われているメディアで供給した方がユーザーにとって利点が多い。もしも、何らかの物理メディアで供給するなら、USBメモリなどを使った方がユーザーの利便性は高い。
それよりも簡単なのがMac App Storeのようなオンラインによるソフトウェア配信だ。

Appleの個人向けソフトは基本的にiLifeしかないが、iTunesがオンラインでのみ供給されているように、iLifeも次の製品ではオンラインのみの提供になる可能性がある。

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