10月 202009
 

Appleの業績は、iPhoneやMacなどが好調なこともあり、堅調に推移しているようだ。
Appleは他のPCメーカーと比較した場合、ビジネス向け市場よりもコンシューマーが中心の事業で、世界的な不況でも、個人の購買意欲はそれほど下がっていないことがよくわかる結果だ。
最近、Acerの市場シェアが上がったようだが、これもネットブックなどコンシューマー市場向けの製品がヒットしているからだ。

そのコンシューマー市場の成長著しいPCはネットブックではなく、通常のノートパソコン。
最近は、CULVやらモバイル・サブノートPCやらUltra Thinやら様々な呼び名で呼ばれているネットブックより少し上の製品ではなく、フル機能の普通なノートパソコン。

この市場は世界的に見るとおおよそ8万円程度の販売価格で、デュアルコア、光学ドライブ付き、13から15型程度の液晶を搭載した製品となる。
このクラスはちょうど、日本ではネットブックより少し上の市場に重なるが、日本の販売価格は世界でも最も高く、外国との比較は難しい。

ネットブックより少し上の市場は2009年後半から本格的になるのが、これからは

  • ネットブック 4万円から5万円
  • ネットブックより少し上 5万円から8万円
  • 安いノートパソコン 7万円から10万円 (時々5万円くらいのが出現)
  • ハイエンド 10万円以上
  • ゲーミングなど もっと高い

というような分類になり、ハイエンド以外が70%以上の市場シェアを占めることになるだろう。

こうなると、現行のMacBookやMacBook Proはハイエンドとなり、狭い市場に入ることになる。
Appleとしては積極的にシェアと高める事はしないだろうが、Macは高いというイメージが付き、将来の販売に支障が出ることも考えられる。
そこで、ある程度コストを下げたMacBookなどが必要になるだろう。

Macはコンテンツを作成できる製品で、スペックを下げないという特徴もあったが、ネットブックより少し上の市場が盛り上がりつつあり、その影響で、CPUなど各種部材も安く調達できるようになっている。

例えば、HPのPavilion dm3aなどはインテルではなく、AMDのCPUなどを使用し、9万円程度の実売価格になっている。

アップルはSnow LeopardからOpenCLを活用しており、CPU性能に加えてGPU性能も重用になる。CPU性能が多少低くても、GPU性能でカバーできるので、AMDのGPU性能は魅力的だろう。

AMDを採用するかどうかは別に、CPU性能は2GHz以下でも動画再生、映像処理などはGPU性能次第でいくらでも速く見せることができる。GPUの性能がそこそこなら、低コストなCPUを採用しても問題ないのかもしれない。
すると、従来よりもCPU性能などは下がってもGPU性能を強化し、相対的には性能は下がっていないように見える、低価格なMacBookが登場してもおかしくはない。

販売価格は8万円を切る例えば$799や$699になり、日本での販売価格も7万円台になると、Windows系と比べてもかなり魅力的な製品となるだろう。

販売開始は11月末の米国のホリデーシーズン開始前からで、Windows 7などを搭載した製品と同じ時期にプロモーションすることで、相乗効果を発揮するだろう。
これで、PC市場が盛り上がるかどうかはわからないが、Appleが実売7万円台くらいのMacBookを発表すれば盛り上がることは間違いないだろう。

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