10月 152009
 

Appleがピュアタブレット型の製品を出したとして、それは何に使う物だろうか?

以前も書いたように、電子リーダー的な用途も考えているなら、PDFやWebだけではなく、新刊書籍や既存の紙雑誌や新聞コンテンツも入手しやすくする必要がある。

そのためには各業界の協力が不可欠だが、紙を使った市場が崩壊しかけている今、デジタル化に反対するところはないだろうが、どうやってマネタイズすべきか悩んでいるところが多いはず。
既に市場として一定の位置にあるのがAmazonのKindleだが、KindleはiPhone用にアプリを出していても、PC用のアプリはまだ無い。
Apple Tabletが登場するならこれに合わせたKindleアプリがあってもいいだろうし、Apple Tabletは液晶のカラー表示になるだろうから、カラフルな雑誌的用途にも使えるかもしれない。

もちろん、動画コンテンツにも対応するし、iTunes 9で始まった、ジャケットやライナーノーツ付きのiTunes LPのようなコンテンツもより生きてくるだろう。

しかし、これらの用途なら、今あるPCでも十分だし、iPhoneなどでも活用できる。

わざわざ別途タブレット型の製品を、それなりの価格を出して買う程の価値があるだろうか?
iPodはiPhoneなどの携帯電話やスマートフォンと競争しなければならず、今後も売れ続けるとは限らない。見込みのない市場にわざわざ参入する必要性も低い。

もしもタブレット型製品を出すのならユーザー・インターフェース(UI)を十分に練り込む必要がある。UIはなんとかやったとしても、物理キーボードがないので、文字入力をソフトウェアキーボードなどで本当に代替えできるのかも未知数。
入力が面倒なら、物理キーボードを入れればいいし、そうなったら低価格MacBookの方がユーザーとしての価値は高い。

いったい何のためのApple Tabletなのか。
本当に販売されるのなら、技術的な面はともかく、そこが一番の問題かも。

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