時代遅れのFAXはもう捨てよう

ネットがほとんどの方に普及した今、これから使われなくなる技術の代表がFAXでしょう。
FAXは紙をスキャンし、そのデータを電話回線で送り、相手の手元で印刷する物ですが、今時この技術を必須としている環境はどんなところなのでしょうか?

FAXは、ここ30年程度企業や役所などで使われたもので、すでに装置自体は大抵のところに普及しており、ネットとパソコンを使った通信手段よりお手軽なのかもしれません。
通信の信頼性では、紙詰まり、裏面を送るなどのトラブルもありますが、基本的に届いたかどうかはエラーレポートをみればわかります。
ネットを使った連絡手段は相手に届いているかどうか不安なところがありますが、これはFAXのエラーレポートと同様に送信後の何らかの確認は必要でしょう。

初期費用では業務用はともかく、家庭用のFAXは2万円を切るような物もあり、パソコンが安くても4万円するのに単純に比較すれば安いし、紙を入れて電話番号を押すだけなので、誰でも使えます。

しかし、2009年現在、パソコンやネット回線がない環境を除き、FAXを愛用しているのは、仕事を効率化していない役所、同じように古い業務手順を変更しない企業、紙の上で仕事をし、手っ取り早くその成果を送れるような環境でしかありません。

大企業もこれに含まれますし、モバイルパソコンを製造販売する企業でさえ、メールなどのネットを使った仕事よりもFAXを選んでいるところもあります。
FAXに染みついた業務手順は、なかなか手放せないようです。

どの企業でも仕事はコンピュータを使っているのですから、紙に印刷したデータをFAXで送るという非効率的な事は止めてはいかがでしょうか?
FAXは双方向のツールで送る方だけではなく、受け取る方も関係します。
自分はともかく、相手も非効率にしてしまう業務は早急に改善すべきです。コンピュータは、綺麗な書類を作るための機械ではなく、仕事を効率化するためのツールであるという事を意識し、仕事の見直しをしてはいかがでしょうか?

FAXを止めることで削減できる物
FAX用の電話回線
FAXの機械の費用・メンテナンス関連、その設置面積、電力
紙(送る方、受け取る方含む)
印刷するのに使用するプリンタ
紙に印刷して送るという無駄な時間
など

コメント

  1. […] 時代遅れのFAXはもう捨てように書いたように、FAXは旧世代のコミュニケーションツールとなってしまいました。今のところ、紙に書いた物を何らかの形で送信するのに、(既に設備が整っ […]

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