USBの小型ディスプレイをMacで使う方法

2009年現在、パソコンの周辺機器で流行しているのが、ちょっとした情報を表示するためのUSB接続の小型ディスプレイです。

最近は、Webブラウザ、メール、オフィスソフトなどに加えて、様々な情報表示ソフトを常時立ち上げている方も多いと思います。
そんな場合に便利なのがマルチモニタですが、20型前後のワイド液晶は2万円程度で購入でき、マルチモニタで使用するには便利ですが、ちょっとした情報を表示するために、20型程度の液晶を用意するのは設置場所の点で問題になります。
また、ノートパソコンで使う場合、メインに使用するのがノートパソコンの液晶で15型前後なのに、外付けの液晶が20型というのはサイズのバランスがおかしいと思うかもしれません。

そこで、最近流行し始めているのが、7型から8型程度で、接続はUSBケーブル一本の小型ディスプレイです。
価格も1万円程度とお手頃です。

通常、外付けモニタを接続するにはVGAポートや、DVIポートなどのディスプレイ専用外付けポートが必要でしたが、この小型ディスプレイは一般的なUSBケーブルを使用します。
画面表示用のデータはUSB 2.0で小型液晶に送っています。電源もUSBポートからとるバスパワーに対応しています。
USBケーブル1本で外付けディスプレイが接続できるので、シンプルで非常に利便性が高いと言えます。

ディスプレイは通常の横置きに加えて、縦置きなどにも対応しているので、Windows Live MessengerなどのIM(インスタントメッセンジャー)表示専用にしても良いですし、テレビ放送や、ビデオPodcastなどの動画表示専用モニタにしても良いでしょう。
複数のモニタを接続することも出来るので、用途に合わせた専用モニタにしても面白いかもしれません。

このような、新しい周辺機器で問題になるのが対応製品です。
Windows XPやVistaの対応には問題ありませんが、MacやLinuxはどうでしょうか?

このUSB接続の小型ディスプレイを販売しているメーカーは、サムスン、バッファロー、アイ・オー・データなど様々なところがありますが、ほとんどの製品はWindowsにしか対応してません。

DisplayLink社のWebサイト

DisplayLink社のWebサイト

しかし、これらの製品はDisplayLink社の製品を使って製品化している物であり、DisplayLink社が提供しているドライバを使用することで、各社の対応機器には入っていないMacなどでも使用可能になります。

DisplayLink社のドライバは同社のサポートサイトから入手可能です。
当然ながら、これらのソフトウェアは、DisplayLink社の製品を使った物にのみ対応していますし、メーカー各社の保証が得られるわけではありませんのでご注意ください。

DisplayLinkのMac用ドライバ

DisplayLinkのMac用ドライバ

主なUSB接続ディスプレイ

センチュリー plus one (LCD-4300U) 4.3型 800×480
SAMSUNG SyncMaster U70 7型 800×480
アイ・オーデータ機器 LCD-USB7Xシリーズ 7型 800×480
BUFFALO FTD-W71USB 7型 800×480
センチュリー plus one (LCD-8000U) 800×600

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